眼鏡市場、ecbeingでサイトを統合リニューアル ECの販売強化目指す
株式会社ecbeingは2025年8月26日、EC構築プラットフォーム「ecbeing」が株式会社メガネトップの運営するサイトのプラットフォームに採用され、「眼鏡市場」のECサイト及びブランドサイトを統合するリニューアルを実施したことを発表した。
ECサイトとブランドサイトを統合
眼鏡市場は今回、ECサイトでの販売強化を目的としてサイトリニューアルを実施。ECサイトとブランドサイトを統合することで、顧客の利便性を向上させた。
ecbeingは本リニューアルで実現した「メガネ選びに便利なポイント」について以下の3点を挙げている。
◆店舗で購入した度数情報を使ってオンラインでも簡単注文を可能に
眼鏡市場の店舗でメガネを購入したことがあるユーザーは、会員登録することで店舗で購入した時の度数情報が自動でオンラインショップにも反映される。初めてECサイトで購入する場合でも、最初に度数情報を登録すれば、2回目以降はマイページに情報が保持される。
※画像出典:眼鏡市場がecbeingでサイト統合リニューアル(株式会社ecbeing)
◆フレームとレンズの組み合わせを価格を比較しながら購入可能
予算を考えながらさまざまな組み合わせのフレームとレンズを比較検討できるようにするため、「あとで買う」機能を追加。選択したフレームと度数やレンズの情報をカート画面でキープすることが可能に。
◆「雰囲気がわかりづらい」を解決
カラーレンズのメガネをかけたモデルの写真や、カラーレンズを通して見える景色を確認できる機能を導入。「実際にメガネをかけたときの雰囲気がわかりにくい」「レンズを通して見える景色の色味や雰囲気がイメージしづらい」といった、ユーザーの不安を減らす。
※画像出典:眼鏡市場がecbeingでサイト統合リニューアル(株式会社ecbeing)
システム・デザインのアップデートを重ねる
眼鏡市場は本リニューアルについて、次のようにコメントしている。
「弊社は、リアル店舗での体験価値の最大化を追求する一方で、オンライン上の購買体験には長らく課題を感じておりました。また、ブランドサイトとECサイトを別々に運用することで、業務負荷の増大やコスト管理の煩雑さといった問題も抱えていました。ecbeing様には、(中略)注文導線の設計が難しい『メガネ』という商材の特性をご理解いただきながら、複雑な外部システムとの連携にも柔軟に対応いただけた点は大変心強く感じています」
また、「今後もシステム・デザインの両面でアップデートを重ね、より見やすく、使いやすいサイトを目指すとともに、眼鏡市場ならではの商品やサービスの魅力を伝えていく」とも。
ECサイトとブランドサイトを統合することでユーザーに利便性をもたらし、実店舗とも連携しながら販売強化を目指す取り組みとして、今後の展開にも期待したい。