2025年クリスマス「労わりギフト」の需要が急増 TENTIAL調査
株式会社TENTIAL(以下、テンシャル)は2025年11月21日、3年以上連れ添うパートナーがいる人を対象にした「今年のクリスマスギフト」に関する意識調査を実施した。
調査概要
◆調査方法:インターネット調査
◆調査期間:2025年11月
◆調査対象:全国26〜59歳の男女
※3年以上連れ添う大切な人(夫婦・事実婚・同棲・パートナーなど)がいる人
◆調査人数:400人
◆実施機関:株式会社TENTIAL
◆出典:今年のクリスマスギフトに関する意識調査(株式会社TENTIAL)
100%がパートナーの「疲れ」を感じ取っている
本調査では「3年以上連れ添う大切な人(夫婦・事実婚・同棲・パートナーなど)がいる人に「あなたは、大切な人が日頃『疲れている』と感じますか」と質問。「非常に感じる(33.5%)」、「やや感じる(66.5%)」を合わせると、実に100%がパートナーの何らかの「疲れ」を感じ取っているという結果となった。
昨今の共働き世帯の増加や働き方の変化に伴い、パートナー間で「疲労」が日常的な課題となっている現状が浮き彫りとなった。

大切な人の不調として具体的に気になる点を質問したところ、「ストレス(57.3%)」が最多に。次いで「睡眠不足(44.0%)」、「倦怠感(39.5%)」が続いた。
精神的なストレスが過半数を占める一方で、約半数近くが身体的な「睡眠不足」を懸念している結果となった。
テンシャルはこの結果について「十分な睡眠が取れていないことが、3位の『倦怠感』を引き起こす要因の一つになっているとも推察されます」とコメントした。

4割以上が「労わりギフト」を贈りたい
今年のクリスマスギフトの志向性について質問したところ「非日常感を演出する煌びやかなギフト(22.5%)」に対し、「実用性の高い労わりギフト(45.0%)」が、2倍の支持を集めた。
「好みが出るものは失敗しやすい」というリスクを避け、本質的な課題である「疲れ」を確実に解決できる「労わりギフト」へ需要がシフトしていることが明確に表れている。

「労わりギフト」を選んだ理由のトップは「健康でいてほしいと純粋に思うから(51.7%)」が最多に。次いで「大切な人が疲れている様子だから(38.3%)」「見栄えより実用的なものを贈りたい(31.1%)」という結果となった。
長く連れ添うパートナーだからこそ、日々の生活で蓄積した「疲れ」や「不調」を誰よりも近くで感じていることがうかがえる。
テンシャルは「一時の『非日常的な演出』よりも、相手の健康を支える『実用性』や『気遣い』こそが、今最も求められているギフトの形であると言えます」と分析している。

クリスマスのトレンドがシフトしつつある
今年のクリスマスに「3年以上連れ添っているパートナーへ贈りたいギフト」として、「非日常感を演出する煌びやかなギフト」よりも「実用性の高い“労わりギフト”」が2倍の支持を集めている事実が明らかとなった、本調査。
テンシャルはこの結果について「健康意識の高まりや師走の繁忙期という背景もあり、今年のクリスマスは『煌びやかな非日常』から『健康への気遣い』へとトレンドがシフトしていると言えます。2025年のクリスマスは、大切な人へ想いを込めた“労りギフト”を贈ってみてはいかがでしょうか」とコメントしている。
「パートナーが日頃疲れている」と感じている回答が100%という驚異的な結果となり、94.5%の方が「その疲れや不調を癒してあげたい」と回答している事実は注目すべきだろう。クリスマス、年末商戦が本格化する中、今後の施策検討に本調査内容を参考にしたい。


