約3人に1人が実店舗に行く前に「オンラインで在庫を確認」 ZOZO調査

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ECのミカタ編集部

約3人に1人が実店舗に行く前にオンラインで在庫をチェックした経験あり!「店舗でのアパレル購入に関する調査 by ZOZO」を公開

株式会社ZOZOは2025年12月1日、「店舗でのアパレル購入に関する調査 by ZOZO」の結果を公表した。

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調査概要

◆調査方法:アンケート調査(WEB回答)
◆調査期間:2025年7月18日~2025年7月23日
◆調査対象:全国の15歳~69歳の男女
◆調査人数:計480名
◆調査機関:株式会社ネオマーケティング
◆出典:「店舗でのアパレル購入に関する調査 by ZOZO」を公開(株式会社ZOZO)

約3人に1人が事前に店舗在庫を確認

本調査では「洋服や服飾雑貨などのアパレル商品を購入する前にオンラインで店舗の在庫確認をすることがありますか?」と質問。「確認する」と回答した人は全体で35.5%と、約3人に1人が事前に店舗在庫の確認をすることが判明した。

年代別では20代以下の女性が57.5%で最も高く、次いで30代男性が53.8%を占めた。世代別では子育て世代(中学生以下の子どもを持つ親・男女)の43.3%、Z世代(高校生・大学生の男女)の52.5%が「確認する」と回答した。

さらに、事前にオンラインで在庫確認をする人のうち「オンラインで在庫確認をした後、店舗で商品を購入した経験がある人」は全体で58.1%と6割近くを占めた。なかでも子育て世代の男性30代が、最も高い78.9%という結果となっている。

ブランド公式オンラインストアでの確認がトップ

事前にオンラインで店舗在庫を確認する人に対して確認方法を聞いたところ、「ブランドの公式オンラインストアで確認する(全体73.4%、子育て世代82.0%、Z世代65.2%)」が最多に。次いで「ZOZOTOWNなどのECモールで確認する(全体49.0%、子育て世代58.2%、Z世代41.6%)」という結果だった。

最近では、店舗の在庫状況を表示しているブランドの公式オンラインストアやECモールも増え、それらが活用されている様子がうかがえる。

一方、オンラインで店舗在庫を事前確認しない人に対し「今までにオンライン上で欲しい商品を見つけて来店したものの、店舗に在庫がなくて諦めてしまったことはありますか?」と質問。約4人に1人(24.2%)が欠品によって商品購入を諦めた経験があると回答した。

効率的な買い物が求められる

本調査結果について、ZOZOは次のようにコメントしている。

「忙しい毎日の中で“時間を無駄にせず欲しいものが買える”ことは、生活者にとって大きな安心感につながります。今回の調査からも、子育て世代やZ世代を中心にオンラインで店舗在庫を事前確認できるサービスの需要があると考えます。オンラインで店舗在庫の確認や取り置きができるサービスは、効率的に情報を集めながら、お気に入りのブランドの店舗で“実際に見て選ぶ楽しさ”を両立できる仕組みです。お客様ごとのライフスタイルに合わせたお買い物の選択肢をより自由に楽しみ、満足度を高める新しいスタンダードとして、多くの方にご活用いただければと思います」

同社はZOZOTOWN上で店舗の在庫確認、また店舗在庫の取り置きができる「ブランド実店舗の在庫確認・在庫取り置き」を提供している。

買い物の効率化支援へのニーズが高まっている。今後も類似のサービスが、普及していくことが予想される。


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