シャディとストリームが事業提携を締結　ギフトの価値を日常の購買体験へ

シャディ株式会社は2025年12月10日、株式会社ストリームと事業提携契約を締結したことを公表した。

“ギフトとの新しい出会い”を創出

ストリームは「ECカレント」をはじめ、家電・日用品を中心に多様な商材を展開し、主要オンラインモールにおいて高い販売実績を有するEC企業だ。一方、シャディはギフトに特化した商品企画力・品質管理力・包装技術を強みとし、さまざまなギフトシーンを支えてきた。

今回の提携ではストリームのEC事業に対し、シャディが商品供給および出荷対応を行う体制を構築。これにより、ストリームの購買導線の中にギフト商品が自然に組み込まれ「自分のための購買」と「誰かへ贈るギフト」が共存する新しい購買体験を創出する。

今回の連携により、以下の価値を実現すると発表している。

◆日常のEC購買動線に“ギフトとの新しい出会い”を創出
◆シャディの高品質ギフト体験をより多くの生活者へ提供
◆既存の直販・卸に加わる新たな販売チャネルの獲得
◆多様化する顧客ニーズに応える商品接点の強化

法人向けギフトソリューションの強化も予定

本提携を出発点として、両社は次のような取り組みを検討する。

◆ギフト特化EC領域の拡張
◆AIレコメンドによるパーソナライズドギフト体験の開発
◆SDGs・地域創生に資するギフト商品の共同開発
◆法人向けギフトソリューションの強化・法人向けギフトソリューションの提供強化

シャディ株式会社 代表取締役社長 矢野輝治氏は「今回の提携により、ストリームが持つ大きなEC購買接点の中で、ギフトとの新しい出会いを創出し、次の世代にも“贈る喜び”を自然に届けていけると確信しています」とコメントしている。

ギフト文化の発展につながる取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。