モノタロウ、中堅・大企業向け購買管理システム事業を刷新
株式会社MonotaRO(以下、モノタロウ)は2026年2月4日、中堅・大企業向け購買管理システム事業を「エンタープライズ事業」と再定義し、サービス総称を「エンタープライズモノタロウ」へ刷新することを発表した。
約2885万点の間接資材の購買が可能
エンタープライズ事業は複数の部門や拠点を持ち、購買のガバナンス強化やプロセス改革を必要とする企業を対象に、顧客の間接資材調達の課題を解決する事業。承認フローの整備や支出管理といった、組織単位の課題を改善する仕組みを提供している。
「エンタープライズモノタロウ」とは、組織全体の購買課題を包括的に解決するサービスの総称である。顧客のシステム環境に応じた2つのソリューションを展開しており、いずれも約2885万点の間接資材の購買が可能だ。主なサービスは、以下の通り。
◆モノタロウ PunchOut(パンチアウト)
▷顧客がすでに使用している購買管理システムとモノタロウをつなぐだけで、間接資材購買をシームレスに集約。管理工数を大幅に削減する。
◆モノタロウ ONE SOURCE Lite(ワンソース ライト)
▷購買管理システムを持たない顧客でも、最短2週間・導入費・運用費0円で手軽に購買の可視化と効率化を実現できる「EC一体型購買管理ソリューション」。多くの拠点を持つ大企業ならではの課題である、拠点や現場ごとに異なる間接資材の購買手段が統一でき、業務プロセスコストの削減が可能となる。
企業全体の購買DXを支援
昨今、多くの企業でコスト削減や業務効率化に加え、データの可視化によるガバナンス強化が重要課題となっている。
モノタロウではこれまで、顧客ニーズに合わせて多様な連携形態を提供してきた。現在、連携企業が5900社を超え、2025年度の売上高は1000億円を達成し、同社単体売上高の3割以上を占めるに至り、成長の大きな柱になっている。こうした状況を踏まえ、サービス体系を「エンタープライズモノタロウ」として再定義した。
本件について同社は「これにより検討から導入までのプロセスをより円滑にし、企業全体の購買DXを支援してまいります。お客様にとっては、サービスの違いが明確になり、自社に合った連携形態を選びやすくなります。今後も個々のお客様が抱える課題の解決に寄り添い、さらなる成長に向けて注力してまいります」とコメントしている。

※画像元:モノタロウ、中堅・大企業向けサービスを「エンタープライズモノタロウ」に刷新(株式会社MonotaRO)
組織全体に時間価値を創出
モノタロウは今後の展望について、次のようにコメントする。
「当社は、2885万点を超える圧倒的な品揃えという『モノ』と、組織にとって最適なカタチへと導く『仕組み』を提供することで、お客様の組織全体に時間価値を創出することを目指しています。そのため、検討から活用、各拠点の隅々まで浸透するための施策の実施まで、課題の解決に向けてお客様と伴走してまいります」
深刻化する人手不足など、産業界が直面する課題は複雑化している。同社はサービスを通じて「仕事がはかどる」体験を提供。その結果として「使える時間」を創出することで、顧客が本来取り組むべき創造的な業務や、産業全体のイノベーション加速に専念できる環境を支える方針を掲げている。最適なソリューションで購買状況を可視化し、企業の購買DXを支援する取り組みとして期待が寄せられる。


