ECサイトの福袋、トレンドは中身がわかるもの!

計100サイトの福袋を調査!

サポタント株式会社は12月27日、ECサイト福袋企画の調査結果を発表した。

調査対象は100サイト。2013年12月時点での福袋企画について、2010年12月の調査との比較も掲載している。

福袋はアパレルに注目!

全体を見ると、福袋企画のあるサイトが27%、企画無しが73%となった。企画ありの割合は前回2010年の25%とあまり変わっていない。

ただしアパレル系のサイトでは8割以上が福袋企画を実施。これは実店舗での福袋でも見られる傾向で納得がいく。アパレルブランドのファンにとっては魅力的と言えそうだ。

価格帯は税抜き3千円〜5千円が主流

価格帯は税抜き3千円〜5千円が主流

次に販売価格帯について、1位は85%のサイトで販売している3151円〜5250円の福袋。2位は78%のサイトで販売している5251円〜10500円の福袋となっている。

3万円を超える福袋の例としては、家電や健康食品などがあげられた。

内容がわからない福袋は半減!

2010年から2013年にかけて、大きく変化があったのは「福袋の内容がわかるかどうか」。2013年の福袋は、「すべてわかる」44%、「一部わかる」37%、合わせて81%の内容があらかじめ知らされていることになる。

「わからない」の割合は2010年の32%から、2013年は15%と半減した。おせち事件があった2011年を境に、めでたい新年の気持ちを大切にしたいという企業、顧客のニーズが企画に反映されたのかもしれない。

福袋企画以外にはセールやクリスマス企画が多く実施されている。2014年は景気の好転に期待するとともに、消費税アップ前の駆け込みセールなどが刺激となりそうだ。