Amazonログイン&ペイメント「EC利用の頻度あがる」4割、ジャストシステム調べ

47.4%の人が「非常に便利なサービス」、37.6%が「EC利用頻度があがる」

株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年5月度)」を実施。「Amazonログイン&ペイメント」の認知度について6月10日に発表した。

Amazon以外のECサイトでも、Amazonアカウントによるログインと決済が可能になる「Amazonログイン&ペイメント」。この機能の認知率は、36.2%。ただし、そのうちの約半数(18.5%)は、「聞いたことはあるがよくわからない」と回答している。また、同機能を認知している人のみに機能性について聞くと、47.4%が「非常に便利なサービスだと思う」、37.6%が「ECを利用する頻度があがると思う」と、利便性を評価した。また、37.6%の人は、「Amazon以外(楽天など)でも同様のサービスがほしい」、35.4%の人が「いろいろなECで使えるようになってほしい」と回答している。

同調査では、「格安スマホ」についての調査も行っている。この調査では、「格安スマホ」所有者のうち、46.9%の人は「格安スマホ1台のみを使用」だが、40.6%の人は格安スマホと「フィーチャーフォンとの2台持ち」をしていることが判った。見た目や操作性はフィーチャーフォン(ガラケー)だが、Androidを搭載し、スマートフォンとしての機能を使える「ガラホ」の認知率は、61.7%。また、そのうちの22.2%がガラホに興味があると答えている。

さらに、SNSアカウントでログインする「ソーシャル・ログイン」が必要になった場合、抵抗を感じたり、利用を断念したりする人の割合は、45.1%。2013年12月時は55.5%、2014年10月時は50.1%、と徐々に低下してきていることが判った。

「Amazonログイン&ペイメント」がリリースされたのは、今年の5月11日。同調査が行われたのは、2015年5月28日(木)~6月2日(火)で、36.2%の認知率、ならびに37.6%が「ECを利用する頻度があがると思う」と答えているのは、非常に優秀だと感じる。それだけ消費者がECサービスへの感度が高いということだろう。