LINE、海外ブランドアイテムを現地価格で販売する「LINEトリップバザール」開設

ECのミカタ編集部

海外ブランドのファッション・雑貨などのアイテムを現地価格で購入できる「LINEトリップバザール」を開設
英語での購入情報入力や、国際便・税金などの輸入に関する手続きは一切不要
国際便の送料も含め、日本に比べ3分の1~4分の1程度の価格

面倒な輸入手続き一切不要、現地で直接購入するような価格で商品が買える

LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出澤剛)は、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」で展開しているフラッシュセールサービス「LINEフラッシュセール」内に、海外ブランドのファッション・雑貨などのアイテムを現地価格で購入できる「LINEトリップバザール」を開設したことを7月22日に発表した。

「LINEフラッシュセール」は、各曜日に設定されたテーマごとに1万点以上の商品を追加し、1週間限定で販売するフラッシュセールサービス。今回発表された「LINEトリップバザール」は、「LINEフラッシュセール」内に開設され、海外ファッションブランド・雑貨メーカーなど、日本未入荷の商品も販売する。「LINE」以外の新たなアプリのインストールは不要で、「LINE」上で商品の購入・決済まで全て完結。ユーザーは、海外の通販サイト利用時のように、英語での購入情報入力や、国際便・税金などの輸入に関する手続きは一切不要となる。

「LINEフラッシュセール」では、直接海外を訪れて商品を買い付ける価格と同価格で優良な商品を購入することができる。この現地価格での販売の仕組みは、一定期間、海外の販売元に商品をキープし、商品が売れた分だけ発注する独自の受発注システムにある。さらに、販売元から商品をユーザーに直接発送する独自のビジネススキームを構築することにより、大幅なコストカットを実現した。国際便の送料も含め、日本に比べ3分の1~4分の1程度の価格となっている(日本で同じ商品が販売されている場合の目安)。

商品は、ブランドごとの取扱いで、ラインナップは2週間毎に切り替わる。まずは、バッグブランドの「Melie Bianco」やジュエリーブランド「Marida」など、アメリカの約15ブランドの取扱いからスタートし、今後ヨーロッパやアジアのブランドを追加、年内に100ブランドの取り扱いを目指すとのこと。

海外ブランドのショッピングは、海外旅行の楽しみのひとつでもある。それが「LINE」上で気軽に楽しめるようになった。未知のアイテムに出会い、購入するかを「LINE」で相談するシーンが容易に想像できる。悩める時間も2週間限定と臨場感があって面白い。いわば「LINE」を使った現地買い付けのようなサービス、流行るかも知れない。


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