デザイン一新、購入しやすさへの新しい試みも

株式会社ワールド（以下、ワールド）は、独自で運営するファッション通販サイト「WORLD ONLINE STORE（ワールド オンラインストア）」の全面リニューアルを行ったことを11月6日に発表した。

「WORLD ONLINE STORE」は、女性向けファッション通販サイトとして2003年に開設。2005年秋からは、メンズ・キッズ・雑貨のカテゴリー展開も開始し、取り扱いブランド数を大幅に拡大。アンタイトル、インディヴィ、ピンクラテ、タケオキクチ、ハッシュアッシュなど、幅広いテイストとターゲットからなる約80のブランド商品を販売している。

今回のワールド直営ファッション通販サイト「WORLD ONLINE STORE」のリニューアルでは、デザイン面の抜本的な更新が行われた他、ユーザーが商品を探しやすいよう、取り扱いブランドアイテムのセグメント化が行われている。

トップページは、文字要素が最小化され、ビジュアル志向のシンプルなクリエイティブに刷新。「レディース」、「メンズ」、「キッズ＆ベビー」のセグメントで分類された。さらに、「レディース」内は、「キャリア」、「カジュアル」、「デザイナーズ」に区分され、それぞれのブランドコンセプトに沿って商品を選べるようになっている。また、「デザイナーズ」に属するセレクトブランド「アクアガール」では、登場モデルがすべて外国人に統一。商品の魅力をさらに訴求できるよう、動画コンテンツを追加するなどの新しい試みにも着手している。

ワールドは、独自のWEBスタジオを自社内に設置予定。スタイリング撮影を強化することで、2016年春夏商品から画像と動画のさらなる高感度化を実現するなど、魅力あるサイトづくりを目指すとしている。また、同時に「WORLD ONLINE STORE」のWEBマガジン「ジャーナル」においても、外部のエディターを招き、企画販売を強化していくとのこと。

グループ会社である株式会社ファッション・コ・ラボのWEBクリエイティブとフルフィルメントノウハウ、および運用リソースを活用し、ブランド別の公式ECサイトを開設するなど、サイト強化で販売拡大の成果をあげ続けてきたワールド。今回行われたサイトの大型リニューアルには、ユーザーに如何に魅力的なサイトに映るかのアイデアがふんだんに盛り込まれている。シンプルな情報でショッピングを楽しませたいと考えるショップオーナーは、サイトづくりの参考として、新しくなった「WORLD ONLINE STORE」をユーザー視点で訪れてみてはいかがだろうか。