売上向上には、スマホ向けマーケティング戦略が必要?
スマホからネットショッピングしている人が多い?
ネットショップソリューション「カフェ24」を運営する株式会社シンプレックスインターネット(以下、シンプレックスインターネット)は、モバイルショッピング環境に適合したカスタムマーケティング戦略で売上向上に効果を出していることを発表した。
カフェ24は、PC向けネットショップからモバイルネットショップ運営が可能なサービスを通じて、デバイスを問わず快適にモバイルショッピングができる環境を提供している。特に、スマートフォンを使ってネットショッピングを楽しむ若い世代が主要顧客のネットショップにとっては効果的だ。
韓国ファッション商品を販売している「DABAgirl」は、全体顧客のうち20代女性が70%を占めている。主要顧客が若い世代だけに、スマートフォン検索でアクセスする訪問者に対応するため、今年3月にカフェ24マーケティングサービスを活用した以来、導入1年前と比較すると売上が10倍以上向上した。
マーケティング戦略もパソコンからモバイルに移行!
2015年時点で韓国もモバイル端末によるオンラインショッピングがパソコンをすでに上回っている。こうしたモバイルショッピングの活性化は、時間や場所を問わずに商品情報検索と注文が可能なところと追加特典及びかんたん決済などが主な原因と見られていて、今後も越境EC市場の拡大と共に成長する見込みだ。これにより、韓国大手ECモールもモバイルによる売上比重がPCを超えており、マーケティング戦略も同様にパソコン中心からモバイル端末中心へ移行している。
それを受け、スマートフォンを通じてアクセスする顧客の特徴をとらえたカスタムマーケティング戦略が有効となった。流行に敏感な20代の若い女性たちからアクセスが多いことを分析しSNSチャンネルを通じた様々なショッピングコンテンツを提供すると共に、ハッシュタグキャンペーンなどのプロモーション活動を積極的に行った。
また、カテゴリー別に毎日更新を行うことで楽しみを求める若い女性向け新しいトレンドを提示する他に、季節別キャンペーン、特定商品割引などの多彩なキャンペーン実施を通じてリピート向上に取り組んだ。
イ・ジェソク代表は「モバイルショッピングの活性化は世界のEC市場トレンドだけに、差別化されたモバイルショッピング環境の提供とアクセス顧客向けカスタムマーケティングこそが専門ネットショップの核心競争力になる。モバイルショッピングにおける環境変化に柔軟に対応するため、モバイルショッピングトレンドに適合したマーケティングに継続的に取り組んでいく予定」と述べた。
現代では、スマートフォンを持っている人の方が少ないくらい、スマートフォンの需要が増えてきている。それは日本も韓国も関係ないことであり、そのスマートフォンを利用してECでショッピングを楽しんでいる。モバイルユーザーに対して効果的に対応する、マーケティング戦略が必要となる。それには、カフェ24が欠かせない存在であり、このサービスのおかげで売上が増加していくことだろう。