【朝刊】ECサイトで動画を導入するときは「縦向き」で！（5月11日版）

2016/05/11

ECのミカタ編集部

みなさん、楽しいゴールディンウィークを送ることができたでしょうか。今日は水曜日であり、週の真ん中ですね。あと半分頑張れば、また休みが来ます。休みの日を充実させるためにも、1日1日を頑張りましょう！1日のはじまりにぴったりなニュースを紹介します。

縦向きで視聴する理由とは・・・？

　スマートフォンで動画を視聴するときに、縦と横、どちらを使いますか。それを調べるために、モバーシャル株式会社が20代～50代の「スマートフォンで動画を見る」と回答した男女700名に「スマートフォンの動画視聴実態調査」を行いました。

　スマートフォンでWeb動画を視聴する際の動画一本の長さについて質問したところ、全体の35％が最も視聴する動画は「1分以上」と回答しました。その中でも、スマートフォン動画を縦向きのみで視聴する人は約4割の39％にも上りました。一見、横向きで視聴した方が視聴しやすいように見えます。しかし、そこにはちゃんとしたメリットがあります。

　スマートフォン動画を縦向きで視聴するメリットについて、63名が片手の方が見やすいことと、操作がしやすいことを答えていました。たしかに、横で視聴した方がスマートフォンの全画面を使うため、視聴しやすいが、持ちづらさがあります。それよりは、持ちやすい方法で視聴をする人が多いそうです。

　さらに、動画視聴の環境については「ベッド／ふとんの中」が半数を超えていました。その次に「テレビの視聴中」、「電車内」と続きます。この結果から、手が空いている時間に動画を視聴していることが分かります。電車で通勤中、仕事が始まる前に好きな動画を視聴してテンションを挙げたり、帰宅中に動画を視聴して疲れた心を癒したりすることがあると思います。そういった意味でも、お気に入りの動画があると良いですね。

　これらの調査結果をECサイトでどのように活かせるでしょうか。商品を説明するために動画を利用しているECサイトもあるはずです。写真だけではどうしても伝えることができない魅力を動画で伝えます。その動画を少し工夫をして、縦で視聴したときでも見やすいようにします。どうしても縦は面積が狭いため、見せられる範囲が限られてしまいます。しかし、狭くても商品を存分にアピールすることができ、縦の方がより多くのユーザーが視聴してくれます。一人でも多くのユーザーが見てくれるためにも、一工夫を加えることが大切です。その動画がユーザーの購買行動に繋がっていくはずです。