業界初の「チャージバック補償団体保険」実現!GMO-PGがクレジットカード盗難保険を販売

ECのミカタ編集部

GMOペイメントゲートウェイ、「チャージバック補償団体保険」を販売開始
GMOペイメントゲートウェイが提供するクレジット決済サービスを利用するEC事業者の損害を補填
損害保険代理店としての「チャージバック補償団体保険」の販売は、決済代行会社では初めて

クレジットカード不正利用によるEC事業者の損害を軽減

GMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG)は、「チャージバック補償団体保険(正式名称:クレジットカード盗難保険)」の提供を3月16日より開始したと発表した。
GMO-PGは、ネットショップやSNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など54,000店舗超(GMOペイメントゲートウェイグループ2014年12月時点)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供。同社が販売開始する「チャージバック補償団体保険」は、クレジットカード加盟店が、チャージバック(*1)発生による損害を補填する保険で、GMO-PGが提供するクレジットカード決済サービス(代表加盟サービス(*2))を利用するEC事業者を対象としたもの。損害保険代理店としての「チャージバック補償団体保険」の販売は、決済代行会社では初めてのこととなる。

(*1)チャージバック:クレジットカード会員が、第三者による不正利用等の理由により、利用代金の決済に同意しない場合、クレジットカード会社が加盟店に対して支払いを拒絶すること。
(*2)加盟店に対して決済システムを提供し、加盟店と各決済事業者との決済情報を繋ぐほか、GMO-PGが加盟店と決済事業者との契約をまとめて締結し、加盟店への売上代金の入金も各決済事業者に代わり、一括して請負うサービス。

クレジットカード不正利用による被害、その損害を補填する保険の普及が必要

EC市場の拡大に伴い、ネットショップでのクレジットカード不正利用(盗難、紛失、偽変造等)は増加。EC事業者ではその対策を進めているものの、依然としてチャージバックの被害は発生している。チャージバックが発生すると、商品やサービスの提供後であっても利用代金の回収ができず、また代金をすでに回収済みの場合だと不正利用されたクレジットカード会員への返金が必要となるため、EC事業者にとっては大きな損害となる。こうした背景からGMO-PGは、EC事業者への「チャージバック補償団体保険」の普及が必要と考え、「損害保険代理店登録」を実行。「チャージバック補償団体保険(引受保険会社:三井住友海上火災保険株式会社)」の提供を開始したとしている。


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