税金用クレジットカード決済・納付サイト運営、GMOペイメントゲートウェイが開始
東京都は、2015年度よりクレジットカードで納付できる税目を全税目へと拡大
東京都税クレジットカード納付においてGMO-PGのサービスが採用
自治体は、クレジットカード決済導入と納付サイトの構築・運営をまとめて行える
自動車税に加え、固定資産税・不動産取得税などもクレジットカード納付が可能に
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG)は、東京都が2015年度から開始する全税目の東京都税クレジットカード納付における、納付時のクレジットカード決済及び「都税クレジットカードお支払サイト」の運営を4月1日より開始すると発表した。
東京都は、2015年度よりクレジットカードで納付できる税目を、固定資産税や不動産取得税などを含む全税目へと拡大。GMO-PGは、この東京都のクレジットカード納付において、東京都の指定代理納付者トヨタファイナンス株式会社と提携し、納付時のクレジットカード決済及び「都税クレジットカードお支払サイト」の運営を行う。
これまで自治体が税金のクレジットカード納付を実現するには、クレジットカード決済の導入手続きと納税時のサイト制作・運営とを別々に行う必要があったが、GMO-PGが自治体向けに提供する「自治体・公共機関向けクレジットカード決済サービス」(公共の支払いに特化した決済サービスで、日本年金機構や東京都をはじめ、数々の地方自治体等に採用)と納付サイトの制作・運営を一括することで、自治体は、同サービスを利用し、税金納付時のクレジットカード決済導入と納付サイトの構築・運営をまとめて行うことができるようになる。現在、同サービスは東京都のほか大阪府等にも採用が決定している。
納税のクレジット決済項目の広がりは、社会的に当然の要望。クレジットカード決済では手数料が発生するが、ポイント還元をうまく利用すれば、手数料を上回る“オトク”も期待できる。今後は他自治体でも同サービスの導入が進み、さらなる安心・安全なキャッシュレス化社会が実現されていくことだろう。