「アラ・オンライン」海外居住者向け購入代行サービス導入
「アラ・オンライン」海外居住者向け購入代行サービス導入
「BuySmartJapan」は海外居住者向けの購入代行支援サービス
訪日外国人観光客への販売機会拡大
訪日外国人が帰国後にも購入できる「BuySmartJapan」
金融を中心とした総合企業グループを統括するSBIホールディングス株式会社の傘下のSBIアラプロモ株式会社(以下「SBIアラプロモ」)は、訪日外国人観光客向けに、帰国後もECサイトを通じて商品購入を行えるよう、海外居住者向けの購入代行支援サービス「BuySmartJapan」をSBIアラプロモ公式オンラインショップ「アラ・オンライン」に導入した。
ベリトランス株式会社(以下「ベリトランス」)の「BuySmartJapan」は中国語(簡体字・繁体字)、英語、韓国語、日本語の4言語に対応したショッピングカートと120の国と地域への海外配送を実現するサービスである。海外居住者からの日本のECサイト上にある商品の購入依頼を受け付け、代行して商品の購入を行い、海外配送まで対応する。
アラプロモはALA(5-アミノブレリン酸)を利用した健康食品、化粧品の製造・販売を行っている。これまではSBIアラプロモの商品をドラッグストア等で購入した訪日外国人が、帰国後に再度商品の購入を希望しても購入することはできなかった。しかし、「BuySmartJapan」の導入によってそれが可能となった。SBIアラプロモでは、海外居住者向けの継続的な購入ニーズにも対応し、ユーザーの更なる利便性に努めるという。
訪日外国人観光客の数は年々増加しており、日本政府観光庁によると2015年上半期累計で前年比46%増の914万人に達し、上半期としては過去最高となった。中でも中国人は個人旅行者の増加によって単月としては初となる50万人に迫る勢いだ。電化製品や健康食品などの日本製品を大量に購入する旅行者の「爆買い」に注目が集まっており、そのような観光客が帰国後も同様の製品を購入できるようになる。
もちろん、「BuySmartJapan」によって訪日外国人観光客だけではなく、外国に居住している日本人も日本の製品を購入することができる。日本製品を販売している現地のショップもあるが、すべてがそろっているわけではない。「日本製」がひとつのブランドのようになっている現代で、日本の商品を更に世界へ広めるきっかけとなるだろう。