博報堂3社、「TikTok Shop」活用に向けたトータル支援サービスを提供開始
株式会社博報堂(以下、博報堂)、株式会社Hakuhodo DY ONE、株式会社博報堂プロダクツの3社は、TikTokのECプラットフォーム「TikTok Shop」が⽇本でスタートするのに向けて、その活用をトータルで支援する新サービスの提供を開始すると発表した。
全方位で多面的な集客施策を提供
発表された新サービスでは、事業戦略策定からコンテンツ制作、ショップ運営までの⼀連の業務を⼀気通貫で⽀援する。博報堂によると、サービスの特徴は以下の3点となる。
◆戦略策定から運営までのワンストップ支援
「TikTok Shop」では、ECマーケティング、クリエイターを活用したマーケティング、デジタルメディア活用など、多様な要素を組み合わせた運用が必要となる。プラットフォームの特徴に詳しい博報堂DYグループの各領域スペシャリストが強固に連携し、売上最大化に向けた支援を提供する。
◆全方位でのTikTokコンテンツクリエイティブ支援体制
「TikTok Shop」のカギであるコンテンツクリエイティブにおいて、全方位で多面的な集客施策を提供する。
◆海外拠点のナレッジ活用
博報堂グループの海外拠点が、ASEANなどで「TikTok Shop」の導入支援を行ってきたノウハウを活用して独自のナレッジを構築。クライアント企業に提供する予定。
ワンストップ支援体制を早期に構築
「TikTok Shop」は、TikTokプラットフォーム上で利用可能なEC機能で、ショート動画やライブ配信などを通じて商品を販売可能。すでに欧米やアジアの一部地域で提供されている。
日本での「TikTok Shop」のサービス導入に向けて、博報堂、Hakuhodo DY ONE、博報堂プロダクツのグループ3社は、特に広告領域において、これまでの施策を通じて築いてきたTikTokとの強力な連携を活かし、クライアント企業が「TikTok Shop」導入に必要な機能を網羅したワンストップ支援体制を構築したという。
各社は今後、「TikTok Shop」のメディア特性に応じた商品開発支援なども視野に入れ、今後も新たなサービス開発を進める方針とのことだ。
日本でのローンチが待たれる「TikTok Shop」だが、その活用を支援する関連サービスの発表も相次いでいる。同プラットフォームを巡る動きを、引き続き注視していきたい。
参考:株式会社博報堂