メイキップ、コーディネート画像に自分の顔を合成できる新機能をリリース
株式会社メイキップ(以下、メイキップ)は2025年8月5日、顔合成AI「FaceChange(フェイスチェンジ)」(特許出願中)において、ECサイトに掲載されているスタッフのコーディネート画像に自分の顔を合成できる新機能をリリースした。
「自分に似合うかどうか」を確認
「FaceChange」は、ECサイトに掲載されたコーディネート画像と自分の顔を合成し、「このアイテムが自分に似合うかどうか」を合成画像として可視化できる機能。これまでは、モデルのコーディネート画像との顔合成のみ対応していたが、「自分の体型に近いスタッフの着用画像を使って、よりリアルな着用イメージを確認したい」というユーザーの声を受け、今回の新機能を開発した。
本機能では、ユーザーが身長・体重・年齢・性別といった身体データを登録すると、自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像が優先的に表示されるように。その画像に自分の顔を合成することで、「本当に自分に似合うかどうか」をよりリアルなイメージで確認できるようになる。
なお、身体データは「FaceChange」「unisize」「aunn Personalization」のいずれかでも登録可能。登録した身体データは3つのサービスで連動する。
※画像元:顔合成AI「FaceChange」に新機能 ユーザーの体型に近いスタッフのコーディネート画像と顔合成が可能に(株式会社メイキップ)
購入意欲の向上につながる
今回の新機能は、株式会社パルが運営するアパレルECサイト「PAL CLOSET(パル クローゼット)」の商品ページおよび、お気に入りページにて2025年7月より提供。本機能を利用したユーザーからは、以下のようなコメントが寄せられている。
◆自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像を選べたので、全身シルエットをイメージしやすくなりました。
◆体型や骨格が自分に近いスタッフの画像を選んで顔合成し着用イメージを確認できたので、アイテム購入の参考になりました。
◆さまざまなコーディネート写真で着用イメージの確認が出来ることで、アイテムが自分に似合うかの判断がしやすくなりました。
また「合成結果の仕上がりが自然で、購入意欲が高まった」という声もあがっている。
メイキップは本サービスを通じて「似合うかどうかわからず購入をためらってしまう」という、オンラインショッピング特有の課題を解消することを目指している。今後も「FaceChange」を進化させ、「自分に似合うかを、より手軽に、より高精度に確認できる」体験の実現を目指し機能の拡充を進めていく予定だ。