メルカートが「CoreLink for TikTok Shop」との連携をスタート

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ECのミカタ編集部

【メルカート】が「CoreLink for TikTok Shop」と連携開始し運用負荷をかけずにTikTok Shopへの出店・販売を実現

株式会社エートゥジェイは2025年9月3日、同社が提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」において、株式会社ハックルベリーの提供するTikTok Shop連携専用コネクタ「CoreLink for TikTok Shop」との連携を開始したことを発表した。

商品販売・在庫・注文管理を一元化

「CoreLink for TikTok Shop」は、「CoreLink」の新たな連携機能として、ECカートやモールとTikTok Shop間のデータ連携(商品、在庫、受注、キャンセル)を自動化するサービス。今回の連携開始によって、メルカートを利用する事業者はTikTok Shopでの商品販売・在庫・注文管理を一元化でき、業務効率化と新たな販路拡大が可能となった。

◆連携の内容
「CoreLink for TikTok Shop」は以下のデータをリアルタイムに連携する。
▷商品データ
▷在庫データ
▷受注データ
▷キャンセルデータ

※画像元:メルカート、CoreLink for TikTok Shopと連携を開始(株式会社エートゥジェイ)

販路拡大と新規顧客獲得を同時に目指す

動画やライブ配信を活用したコマース市場が拡大し、SNS起点の購買行動が一般化する中、2025年6月に日本での提供が始まった「TikTok Shop」も新たな購買体験として注目を集めている。

その一方、エートゥジェイでは「TikTok Shopの活用にあたっては、自社ECサイトとの在庫や受注情報の整合性を保つためのシステム連携や、異なる管理画面を使い分ける手間など、日々の業務面での運用負荷が新たな課題となっている」と指摘する。

こうした背景のもと、同社の「メルカート」とハックルベリーの「CoreLink for TikTok Shop」の連携が実現した。

エートゥジェイは「本連携により、事業者は自社ECサイトとTikTok Shopの両方の運営を効率化し、戦略的な販路拡大と新規顧客の獲得を同時に実現することが可能になる」としている。

メルカート導入事業者にとって、新たな販売チャネルとしてのTikTok Shop出店・運営のハードルを下げる連携と言えるだろう。

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