エアークローゼット、2026年春メンズ市場への事業拡大を公表
株式会社エアークローゼットは2025年9月30日、男性向け月額制ファッションレンタルサービス「airCloset Men’s(エアクロメンズ)」のティザーサイトを公開。事前登録の受付を開始した。
料金や取扱ブランドの詳細はサービス開始時に公表
2026年春に開始予定の「airCloset Men’s」。2015年から運営してきた女性向けサービスで培った基盤を活かし、スムーズかつ効率的にメンズ市場への事業拡大を図るものである。
本サービスは、レディースサービスと同様の仕組みで設計中。顧客がプロのスタイリストの提案を通じて、自分に似合う洋服との出会いを体験できるサービスとなっている。
レンタルで試し、気に入ったアイテムは購入も可能。洋服は自宅に届き、返却はコンビニから手軽に行える。料金や取扱ブランドの詳細はサービス開始時に公表される予定。
メンズ展開により、ファッションレンタル市場の拡大へ
エアークローゼットは洋服をシェアリングする循環型ビジネス「airCloset」の運営を通じて、循環型プラットフォームを構築してきた。
本プラットフォームには、発送・返送に対応する循環型物流の仕組みや自社開発WMS(倉庫管理システム)のほか、顧客・商品に関する各種データを管理するシステムやデータを活用したパーソナライゼーションの仕組みが含まれている。
この基盤を活用することで、多額の投資を必要とせずに新規事業展開が可能となる。実際に「airCloset Mall」事業では、airCloset事業が同規模だった時点と比べ損失額を約1/10に抑えることに成功。こうした実績をもとに、今回の「airCloset Men’s」展開でも、効率的かつスムーズにメンズ市場への事業拡大を進める方針を示した。
※画像元:エアークローゼットが、男性向け月額制ファッションレンタルサービス「airCloset Men’s(エアクロメンズ)」の事前登録を開始(株式会社エアークローゼット)
レディースサービスで培った基盤を活用
本件について、エアークローゼットは次のようにコメントする。
「今後は女性に加えて男性にもサービスを提供することで、『レンタル』や『パーソナルスタイリング』といった新しいファッション消費の形を社会に定着させ、持続可能かつ自分らしいファッション体験を広げてまいります」
同社は2015年より女性向け月額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」を展開。現在は取扱ブランド数300以上、アイテム数50万点以上、在籍スタイリスト300名超を有している。メンズサービスは、レディースサービスで培った基盤を活かすことで、効率的なサービス設計とスムーズな立ち上げを想定している。今後の動向を引き続き、注目していきたい。