「mitaseru」がAIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入

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ECのミカタ編集部

厳選お取り寄せグルメサービス「mitaseru」でAIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入

株式会社SUPER STUDIOは2025年11月20日、三井不動産株式会社が設立した株式会社mitaseru JAPANの厳選お取り寄せグルメサービス「mitaseru(ミタセル)」のオンラインストアのサイトリニューアル。それに伴い、AIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入したことを発表した。

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リニューアルのポイント

今回、2025年5月に資本業務提携を締結した三井不動産株式会社の新事業領域の取り組みの1つである、mitaseru JAPANの厳選お取り寄せグルメサービス「mitaseru」のオンラインストアのサイトリニューアルにおいて、ecforceが導入された。

mitaseru JAPANは「mitaseru」サービスリニューアルのポイントについて、次の内容を挙げている。

◆サブスクリプションサービス「名店ごちそう便」
おすすめ商品が届く「おまかせ定期便」と、好きな商品が選べる「えらべる定期便」2つを用意。ユーザーの好みに合ったサブスクリプションサービスを提供する。

◆決済手段の拡充
クレジットカード決済に加え、新たに「NP後払い」と「Amazon Pay」が利用可能になった。

◆メンバーシッププログラム「mitaseru CLUB」
購入金額に応じてポイントが貯まり、次回以降の買い物で利用できる。

※画像元:厳選お取り寄せグルメサービス「mitaseru」でAIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入(株式会社SUPER STUDIO)

様々なサービスリニューアルを実施

mitaseru JAPANはecforceの導入に伴い、ecforceの機能拡張のアプリケーションであるecforce efoやecforce chat、データソリューションであるecforce maやecforce bi、そして伴走型の事業支援サービスである「ecforce consulting」も活用している。

本事業支援においては、食品D2C事業の要点を踏まえたマーケティング戦略設計や事業KPIマネジメント、デジタルマーケティングの体制強化など、当該領域の知見と実績に基づいた再現性の高い事業体制の構築を支援。また、売上向上に向け、顧客ニーズに応じたサブスクリプションサービスなどの刷新も行われた。

このように、オンラインストアのリニューアルはもとより、サブスクリプションサービスやメンバーシッププログラムの設計、決済手段の拡充など、今後の事業成長に向けた様々なサービスリニューアルを実施した。

mitaseruの安定した収益基盤の構築を目指す

株式会社mitaseru JAPAN 代表取締役の松本大輝氏は、本件について次のようにコメントしている。

「『ecforce』と『ecforce consulting』を組み合わせて導入することが、早期の事業成長実現および弊社が目指す事業戦略の実現につながるものと判断し、今回、ecforceでのサイトリニューアルを決定いたしました」

今後は、サブスクリプションサービスのバリエーションの拡充やデジタルマーケティングの強化で、mitaseruの安定した収益基盤の構築を目指す。

また、データの可視化・活用を軸とした顧客コミュニケーションの品質向上に取り組むとともに、運営オペレーションのAI化を推進。業務効率化と顧客体験の向上を両立させ、持続的な成長を支援する方針を示した。今後の動向に期待が寄せられる。