「TikTok Shop」運用支援・運用代行サービス 関連情報まとめ 【Vol.01(~2024年5月前半)】

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ECのミカタ編集部

「TikTok Shop」まとめ

TikTok上で利用できるEC機能「TikTok Shop」の日本での正式ローンチに先駆けて、各社からその運用を支援するサービスの発表が相次いでいる。今回はそれらの情報をまとめた第1弾として、2025年5月前半までに10社から発表された「TikTok Shop」関連の運用支援・運用代行サービスをピックアップ。あくまでも概要のみとなるが、運用パートナーを見つけるヒントとして活用してほしい。

※本記事の情報はそれぞれの発表時点のもの。また、提供開始時期はサービスによって異なる。内容の変更・アップデートの可能性を含めて、最新情報は各社公式サイトを参照

2025年5月前半までに発表された「TikTok Shop」運用支援・運用代行サービス

株式会社売れる越境EC社

株式会社売れる越境EC社

▼「抖音」市場で培ったノウハウを活用した運営代行サービス

売れる越境EC社は、中国「抖音(douyin)」市場で複数の越境ECプロジェクトを成功に導いており、TikTok運営ノウハウを有する。4月24日の発表によれば、同社の国内「TikTok Shop」における運営代行サービスは、その蓄積データと知見をフル活用し、Shop構築・配信・分析・改善まで一気通貫で提供するものとなる。

※出典:売れるネット広告社グループ株式会社(2025年4月24日発表)

株式会社いつも

株式会社いつも

▼「Peace you LIVE」の実績を活かす「ソーシャルコマース総合支援サービス」

ブランドやメーカーに向けて、SNSでのマーケティング戦略の立案、販促計画作成、コンテンツの企画・制作、物流まで一気通貫で支援。グループ会社運営のライブコマースアプリ「Peace you LIVE」で蓄積した実績やノウハウも活用する。また、ソーシャルコマース専門クリエイター事務所「ピースクリエイション」を新設し、クリエイター向けの支援も行う。

※出典:株式会社いつも(2025年4月30日発表)(2025年5月8日発表)

株式会社セプテーニ

▼TikTok広告の知見やプロモーション実績を活かした出店支援サービス

「TikTok Shop」の出店準備として必要な企業アカウントの育成(フォロワーの獲得/ヒットするコンテンツの傾向把握など)を実施。また、商品に合わせたクリエイターの選定・ディレクション、コンテンツ制作を行い、動画起点の集客をサポート。商品選定や出店代行などのサポートも行う。

※出典:株式会社セプテーニ(2025年5月7日発表)

株式会社美手紙

株式会社美手紙

▼「ショート動画屋さん」による「TikTok Shop等ライブ活用ショート動画制作サービス」

美手紙が運営する「ショート動画屋さん」が、「TikTok Shop」などライブコマースでの直接的な売上向上に貢献することを目的にスタートさせたショート動画制作サービス。5月21日には「ライブコマース代行サービス」の提供を開始することもアナウンスされている。

※参考:株式会社美手紙(公式サイト)

株式会社ピアラ

株式会社ピアラ

▼発信力あるクリエイターに向けたコマース支援

グループ会社の株式会社サイバースターとともに、発信力を持つクリエイターのコマース活動を、多角的な側面から支援。ライブ配信・動画投稿による商品紹介案件の提供/投稿コンテンツ制作支援/コラボ商品の企画開発・販売サポート/といった支援を行う。販売成果に応じた報酬(成果連動型インセンティブ)も設計。

※出典:株式会社ピアラ(2025年5月7日発表)

マインドフリー株式会社

マインドフリー株式会社

▼インフルエンサーがライブコマース戦略を総合監修

マインドフリーの「TikTok Shop運用支援サービス」は、企業向けに「TikTok Shop」の立ち上げおよび運用支援を行うコンサルティングサービス。「初期設定サポート」「初期集客プランニング支援」「データ分析」などからニーズに合わせて支援。TikTok運用・ライブコマースに実績豊富なインフルエンサーがライブコマース戦略を総合監修する。

※出典:マインドフリー株式会社(2025年5月8日発表)

株式会社博報堂、株式会社Hakuhodo DY ONE、株式会社博報堂プロダクツ

株式会社博報堂、株式会社Hakuhodo DY ONE、株式会社博報堂プロダクツ

▼グループの強みを活かしたトータル支援サービス

「TikTok Shop」活用のためのトータル支援サービス。グループのデジタルメディアおよびeコマース領域におけるスペシャリストが連携して導入企業を支援。統合戦略、コンテンツコマースづくり、コマース運営という「戦略策定から運営までのワンストップ支援」と「全方位でのTikTokコンテンツクリエイティブ支援体制」「海外拠点のナレッジ活用」を主な特徴とする。

※出典:株式会社博報堂(2025年5月9日発表)

株式会社CARTA COMMUNICATIONS

株式会社CARTA COMMUNICATIONS

▼ユーザー目線の導線設計からコンテンツ制作、売上分析までワンストップで支援

InstagramやTikTokなどのSNSやプラットフォームを活用したコマース支援サービスを提供。主なサービス内容は「ソーシャルコマース導入戦略の設計」「コンテンツ制作支援」「各種SNSや『TikTok Shop』などのプラットフォームとの連携支援」ほか。「“見つけて”“共感して”“買いたくなる”体験を設計し、企業と顧客との距離をより一層縮めることを目指す」としている。

※出典:株式会社CARTA COMMUNICATIONS(2025年5月9日発表)

株式会社TORIHADA

株式会社TORIHADA

▼KOLネットワークとアフィリエイトネットワークを駆使しTikTok内での販促を支援

培ってきたKOL(Key Opinion Leader)ネットワークと自社のアフィリエイトネットワーク「CAN(Creator Affiliate Network)」が強み。以下の3つを軸にTikTok内での販促活動を支援するとしている。「KOLによるタイアップ投稿・LIVEコマース配信」「アフィリエイトネットワークを活用したKOL投稿(成果報酬型)」「企業公式アカウントからのLIVEコマース配信」。

※出典:株式会社TORIHADA(2025年5月12日発表)

トレンダーズ株式会社

▼専門クリエイターと連携した美容・消費財メーカー向け運営支援サービス

トレンダーズは美容領域のインフルエンサーマーケティング実績を活かし、美容商材や消費財に特化した「TikTok Shop」の運営・マーケティング支援サービスを提供。美容商材に強いクリエイターの起用し、“商品×クリエイター”の最適な組み合わせで様々な購買シナリオを創出。コンテンツ制作をサポートするだけではく、LIVE配信の企画運営から効果検証・改善提案までをワンストップで支援する。

※出典:トレンダーズ株式会社(2025年5月13日発表)

【情報まとめ第2弾】も近日公開予定

日本での「TikTok Shop」のローンチ日はまだ正式発表されていないが、運用支援・運用代行サービスが連日のように発表されていることは、ビジネス的なインパクトの大きさと期待の表れだろう。今回、第1弾情報としてまとめたものはまだ一部のみ。第2弾以降も順次公開していく。