SUPER STUDIO、「ecforce check」にサービス業のLTV最大化を目指す新機能

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ECのミカタ編集部

次世代型店舗予約・顧客管理システム「ecforce check」、多店舗・多拠点で運営するサービス事業者に向けLTV最大化を実現する包括的な機能を提供開始

株式会社SUPER STUDIO(以下、SUPER STUDIO)は2025年8月26日、次世代型店舗予約・顧客管理システム「ecforce check」において、多店舗・多拠点で事業を展開するサービス事業者のLTV最大化を支援するための機能の提供を開始した。

LTV最大化に向けたコミュニケーションを支援

今回実施された「ecforce check」のアップデート内容は次の通り。

◆決済機能
月額メンバーシップや回数券・チケットの販売に対応。入会日や初月の日割り計算、オプション契約の有無、利用段階に応じた回数券・チケットの設計などを、ノーコードで柔軟に設定できる。顧客ごとの消化状況も可視化され、管理業務の効率化にも貢献。

◆予約管理機能
事業形態やサービス内容に応じて最適な予約フォームをノーコードで構築できる。時間単位の予約、コース・クラス選択、事前問診の取得、仮予約フローの設定など、さまざまな項目をカスタマイズ可能。

◆顧客コミュニケーション機能
LINE・メール・SMSなど複数チャネルの通知に対応。予約完了時や来店前のリマインド、来店後のフォローなど、顧客体験に応じた自動配信を実現。LTV最大化に向けた継続的なコミュニケーションを支援する。

決済機能の回数券・チケット販売の画面イメージ

持続的な売上や事業成長を支える環境を提供

EC事業者がオフラインに進出する動きが多く見られる一方、近年はオフラインで多店舗を展開するサービス事業者が、ECを含む物販に進出するケースも増加している。

これに対しSUPER STUDIOは「今後、サービス事業者が事業成長していくためには、予約からのサービスの提供にとどまらず、来店・サービス提供後の商品購入の促進や月額メンバーシップ契約、回数券・チケット購買などのサブスクリプション化、CRM施策などをいかに仕組み化し、確立していくかが重要な要素となっている」と指摘する。

こうした状況を背景に、同社は「ecforce check」において、予約から来店、その先の売上創出までをワンストップで支援する機能を開発することによって、顧客データの分断を解消し、持続的な売上や事業成長を支える環境を提供するとしている。

多種・多様なサービス業の成長を支援

SUPER STUDIOは、今後の展開として「引き続き『ecforce check』を通じて、サービス業における予約システムの概念を刷新し、多店舗・多拠点で運営するサービス事業者のLTV最大化を実現するための機能開発を順次行いながら、多種・多様なサービス業の成長を支援する」としている。

「顧客データの分断」という課題をワンストップで支援するシステムとして、さらなる機能拡張にも期待したい。

※画像出典:株式会社SUPER STUDIO