メイキップ、「aunn 在庫・類似アイテム」機能を拡張 欠品による離脱を防止

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ECのミカタ編集部

「aunn 在庫・類似アイテム」機能拡張 お気に入り・ショッピングカートへ表示先を拡大 ~欠品による“機会損失”を“新たな購買機会”へ~

株式会社メイキップは2025年10月15日、「aunn 在庫・類似アイテム」に従来の商品詳細ページに加え、お気に入りページやショッピングカートページなどで最適な代替商品を提示できるよう表示先を拡大した。これにより「欠品によるユーザーの離脱を防ぎ、より快適な購買体験と新たな販売機会の創出を実現する」としている。

“機会損失”を“新たな購買機会”へと転換

「aunn 在庫・類似アイテム」では、これまで商品詳細ページを中心に代替商品を表示していた。今回、新たに表示先を拡大し、お気に入りページやショッピングカートページにも“在庫がある似た商品”を表示できるようにした。

従来は商品詳細ページで、“在庫がある似た商品”をカルーセルタイプで表示。それを今回の機能拡張で、お気に入りページやカートページといった複数商品が一覧で表示されるページ構成に合わせ、新たに「アイコンタイプ」での表示に対応できるようになった。

ユーザーはアイコンをタップすることでモーダルが開き、“在庫がある似た商品”を確認し、気になる商品の詳細ページへスムーズにアクセスできる。これにより、比較中に在庫が欠品してもユーザーはスムーズに代替商品に出会え、EC事業者は従来の“機会損失”を“新たな購買機会”へと転換することが可能となった。

※画像元:「aunn 在庫・類似アイテム」機能拡張 お気に入り・ショッピングカートへ表示先を拡大(株式会社メイキップ)

”欠品マーケティング”戦略で購買体験をポジティブに転換

従来、欠品は購買意欲の低下や離脱を招き、購買体験を損なうだけでなく、販売機会の損失にもつながっていた。この課題を解決するアプローチが「欠品マーケティング」であると、メイキップは指摘。欠品を機会損失で終わらせず、代替商品を即座に提示することで購買体験をポジティブに転換し、新たな販売機会を創出する。

「aunn 在庫・類似アイテム」を導入するセキミキ・グループ株式会社 EC事業部 事業部長 嶋内一紀氏は「表示面を拡大することで、お客様が選べる機会を増やし、購買につながる可能性が一層広がることを期待しています」とコメントしている。

これまで「購入を断念する」というユーザーアクションになっていた、ECサイトにおける欠品シーン。リアル店舗のように臨機応変に代替品を提案できる本機能に、期待が寄せられる。


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