NE、日常会話で働くAI「NEXT ENGINE AI」を正式リリース
NE株式会社は2026年2月6日、EC事業者へ向けて日常会話で指示するだけで、受注処理などの実務をAIが代行する「NEXT ENGINE AI」を正式リリースした。
対応範囲と精度を継続的に向上
ネクストエンジンは、EC事業者向けのクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム。今回リリースされた「NEXT ENGINE AI」で実現できる内容について、NEは次のように説明している。
◆「いつもの言葉」で業務が完結
▷IT特有の複雑な検索条件の入力は不要。「〇〇の注文を探して」のような日常的な言葉(自然言語)による指示をAIが理解。最大100件のデータ更新やタグ付けなどを、担当者に代わって実行する。
◆経験の差を埋める対話型サポート
▷ベテラン担当者が経験則で行っていた注文内容に応じた細かな判断や操作をAIがサポート。システムの操作に慣れていない人でも、AIとやり取りを重ねるだけで、精度の高い実務を完結できる。
◆ユーザーと共に進化するプロダクト
▷まずは受注処理の領域から機能提供をスタート。ユーザーからのフィードバックを糧に、対応範囲と精度を継続的に向上させていく。

システムが人間に歩み寄る
「NEXT ENGINE AI」開発の背景について、NEは次のようにコメントする。
「これまでのITツール(SaaS)は、多機能になればなるほど、人間がその操作方法を学び、細かく条件を設定する必要がありました。しかし、EC市場の競争激化や人件費の高騰により、現場には操作を覚える時間さえ惜しまれる現状があります。そこでNEは、『人間がシステムに合わせる』のではなく、システムが人間に歩み寄るという発想転換を行い、AIが直接業務を解釈・実行する仕組みを構築しました」
今後は受注処理に加え、発注・仕入・在庫管理、データ分析に基づく戦略立案支援へと拡大させる見込み。ルーチンワークをAIが代行することで、捻出された時間とリソースを、商品開発や顧客体験の向上といった創造的な活動への再投資を可能にする、としている。AIを活用した業務効率化の実現が期待される。今後の動向に注目したい。


