イルミルド、楽天キャピタルが資本参画 EC×消費財ブランドの新たな成長モデルを確立

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ECのミカタ編集部

急成長EC消費財メーカー・イルミルド、楽天キャピタルが資本参画

イルミルド株式会社は2026年2月19日、同社の既存株主が保有する株式の一部を、楽天グループ株式会社(以下、楽天)のコーポレートベンチャーキャピタルである楽天キャピタルに譲渡し、資本参画を受けたことを発表した。

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新たな「成長モデルの確立」を目指す

本資本参画を契機として、イルミルドは以下の取組みを本格的に加速し「楽天市場」におけるブランド創出力をさらに高め、EC×消費財ブランドの新たな成長モデルの確立を目指す方針を示した。

◆「楽天市場」専売商品の企画・開発・販売
▷「楽天市場」ならではの顧客ニーズやマーケティングデータ*を活用し、よりパーソナライズされた商品設計と迅速な市場投入を実現する。

◆楽天のマーケティングデータ*を活用した高度なマーケティングの実行
▷マーケティングデータ*を基にした商品改良、CRM(顧客関係管理)、LTV(顧客生涯価値)最大化施策など、データドリブンなマーケティングを展開する。

◆楽天の各種サービスを活用した販促施策の展開
▷楽天の広告、ポイント施策、グループ横断プロモーション等を活用し、効果的かつ高度な販促活動を実施する。

「ブランド成長モデル」の構築が可能になると判断

イルミルドはヘアケア・スキンケア・オーラルケア・飲料など、多岐にわたるブランドを企画・開発。ECモールを主な販路とする、ファブレス消費財メーカーとして、数多くのヒット商品を創出してきた。一方、楽天はインターネット・ショッピングモール「楽天市場」をはじめ、フィンテック(金融)・モバイル・プロスポーツなど、多岐にわたる70以上のサービスと膨大なマーケティングデータ*を保有している。

両社の強みを掛け合わせることで、EC×消費財領域において、より精度の高いマーケティングと再現性のある「ブランド成長モデルの構築」が可能になると判断。資本参画に至った。

取り組み実績としてすでにイルミルド、「楽天市場」、ショッピングSNS「ROOM」のオフィシャルユーザーであるオギャ子氏・ドキ子氏と連携。大分県産カボス精油を使用した新商品「ALLNA ORGANIC」スムースシャンプー&トリートメント カボスの香り(relax in nature)を共同開発している。

新たな価値を提供

楽天グループ 代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏は、本件について次のようにコメントしている。

「イルミルド社は、ECの動向を的確に捉え、革新的なブランドを生み出す力を持っています。当社グループのマーケティングデータ(※1)・顧客基盤・各種サービスと、同社の企画力とのシナジーによって、EC市場において飛躍的なスピードと精度でブランドが成長することを期待しています。両社の連携により、お客様に新たな価値を提供できることを楽しみにしています」

本協業を通じて、顧客ニーズに深く応える「価値ある商品の創出」が期待される。

※1:個人や取引先含む第三者が特定されない形で、楽天グループのサービス利用履歴などを統計的に加工したデータを使用。