ecbeingがメグリをM&A 店舗とネットの境界をなくし次世代の「ブランド体験」を実現
株式会社ecbeingは2026年3月18日、アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」を展開するメグリ株式会社をグループに迎えたことを発表した。
リアル(実店舗)とデジタルを融合
ecbeingとメグリの技術を統合し、Webと実店舗の垣根を超えた一貫性のある「ブランド体験」をあらゆる企業に提供する新たな支援体制を始動。あらゆる規模の企業が、自社のビジネスモデルに最適な形でリアル(実店舗)とデジタルを融合できるよう、以下の2つの解決策を提供する。
◆大手企業(エンタープライズ)向け:独自のビジネスモデルを実現する本格構築
▷高度なカスタマイズが可能なスマートフォン専用アプリ(ネイティブアプリ)と強固なサーバー側システムを提供する。「MGRe」が持つ「個社ごとにコードを実装できるハイブリッドSaaS」の特性を活かすことで、独自の商習慣や複雑な要件にも柔軟に対応可能。
◆中堅企業向け:クラウド基盤と拡張機能で素早く柔軟に実現
メグリが提供する安定したSaaS基盤をベースに、ecbeingのWebViewや多彩な「マイクロサービス」を組み合わせ、スピーディーかつ柔軟なOMO対応を実現。さらに、レビュー最適化ツール「ReviCo(レビコ)」やSNSのUGCを活用する「visumo(ビジュモ)」などの拡張機能を自由に組み合わせることで、開発期間を抑えながらもリッチで顧客に寄り添ったデジタル接点を構築する。

※画像元:メグリ株式会社がグループジョイン(M&A)ecbeingとのシナジーにより店舗とネットの境界をなくし、次世代の「ブランド体験」を実現(株式会社ecbeing)
データ統合とAIによる新たな価値創出
Webと店舗を横断した多様なデータを一元管理し、AIを活用して企業のマーケティングを高度化。グループのデータマーケティングを支える基盤であるプラットフォーム「Sechstant(ゼクスタント)」に、以下のデータを統合する。
◆EC・店舗の購買・会員・行動データ
◆「熱量」を可視化する非構造化データ(visumo/ReviCo)
◆「MGRe(メグリ)」が取得するリアル店舗・アプリデータ
「Sechstant」に蓄積されたこれらの膨大なデータをAIが分析し、単なる可視化に留まらない具体的な「行動(アクション)」へ変換する。
◆精度の高いCRM施策の自動実行
▷分析結果に基づき、メール、LINE、アプリプッシュ通知など、顧客ごとに最適なチャネルでパーソナライズされたメッセージ配信を自動化。
◆データドリブンな商品開発と接客の高度化
▷AIを活用してレビュー(VOC)を分析・要約することで、顧客の潜在ニーズを特定し、新たな商品開発や既存サービスの改善に直結させる。
※画像元:メグリ株式会社がグループジョイン(M&A)ecbeingとのシナジーにより店舗とネットの境界をなくし、次世代の「ブランド体験」を実現(株式会社ecbeing)
「ブランド体験そのもの」を創出する
本件の背景と目的について、ecbeingは次のようにコメントしている。
「弊社が培ってきたEC構築・マーケティングのノウハウおよび強固なEC基盤と、メグリのアプリ開発技術を融合させることで、オンラインとオフラインの境界をなくし、顧客の心に響く一貫した『ブランド体験そのもの』を創出することが、本グループジョイン(M&A)の最大の目的です」
同社は本件を通して、以下の取り組みを推進する方針を掲げている。
◆「ecbeing」と「MGRe」のアプリ技術を連携させた統合型ECソリューションの提供
◆オンラインとオフラインの購買データの統合による、顧客理解とマーケティング精度の向上
◆OMO・オムニチャネル戦略のさらなる強化による、企業のDX推進支援
メグリはグループ参画後も、引き続き「MGRe」の開発・運営体制を維持し、クライアントおよびパートナー企業へのサービス提供とサポートを継続する。
両社の強みを組み合わせることで強力なシナジーを発揮。単なるシステムの提供にとどまらず、企業のOMO推進からオンライン・オフラインを統合した顧客体験の向上まで、伴走型で強力に支援する。今後の動向を引き続き、注目していきたい。


