「商品・サービスを知る・購入するきっかけ」にSNSが与える影響大 アルティウスリンク調査

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ECのミカタ編集部

アルティウスリンク、「購買行動におけるSNS利用動向調査」レポート発行

アルティウスリンク株式会社(以下、アルティウスリンク)は2025年5月15日、SNS上の情報が消費者の商品・サービス購入に与えている影響について調査した「購買行動におけるSNS利用動向調査」の結果を発表した。

調査概要

◆調査対象:20~79歳の男女
◆調査人数:3714人
◆出典:購買行動におけるSNS利用動向調査レポート(アルティウスリンク株式会社)

約6割が情報収集手段としてSNSを日常的に利用

本調査で「情報を得る手段として、日常的に利用している・チェックしている媒体」を質問したところ、テレビ・ラジオ、ニュースサイトに次いで、全体の約6割が情報収集手段としてSNSを日常的に利用していると回答。特に20~30代においては8割を超えている。

また、YouTubeなどの動画投稿・共有サービスも全体の約5割が日常的に利用しており、SNS、動画投稿・共有サービスがマスメディアに続き、主要な情報収集手段となっていることが明らかとなった。

SNSが購買行動に与える影響が明らかに

「商品・サービスの認知におけるSNSの影響度」を尋ねたところ、SNSが商品・サービスを知るきっかけになると回答した割合は、20代女性が9割以上、20代男性が7割強と、若年層においてSNSによる商品認知の傾向は特に顕著だった。

また、商品購入前にSNSでの評価を確認したい人は全体の6割以上に達しており、20~30代では8割を超えた。

これについてアルティウスリンクは、「購入する際に商品・サービスが『より自分に合っているか』、SNSの評価を確認することで、納得感をもって購入に至ることが予想され、特に若年層においてはSNSが商品選択・購買決定などの購買行動に与える影響は大きいと言えます」とコメントしている。

本調査ではSNSが消費者に与える影響力の高さが明らかとなった。商品・サービスの認知を高めたい事業者は、こうした結果も参考に今後の施策を検討してほしい。