「バレンタインの情報収集」10~20代はSNS、50〜60代は店頭 エクスクリエ調査

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ECのミカタ編集部

【バレンタイン消費白書(2025年)】女性の約半数が配偶者にプレゼント、10代は同性友人へ贈る傾向―エクスクリエ調査

株式会社エクスクリエは2025年11月4日、「バレンタイン消費白書(2025年)」の調査結果を公表した。

調査概要

◆調査タイトル:バレンタイン消費白書(2025年)
◆調査期間:2025年8月28日
◆調査手法:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
◆調査対象:全国に住む15歳~69歳男女
◆調査人数:878人(2025年のバレンタインデーにチョコレートやプレゼントを贈った人)
◆出典:バレンタイン消費白書(2025年)(株式会社エクスクリエ)

10代は友人、30代以降は配偶者が最多

エクスクリエが実施した調査によると、2025年のバレンタインにプレゼントを贈った相手について、女性全体では配偶者へのプレゼントが48.5%で最多となった。一方、10代から20代では恋人へのプレゼントが多くなっており、10代は同性の友人へ贈った割合が他年代よりも圧倒的に高くなった。

プレゼントに関する情報収集の方法では、10代から20代はInstagramやTikTokなどの利用率が他年代より圧倒的に高く、SNSでの情報収集が主流となっている。

一方、50代から60代では百貨店・専門店やスーパー・コンビニの店頭における情報収集の割合が他年代より高くなった。

「自分用」は人へのプレゼントより高額傾向

SNSを利用してバレンタイン情報を収集した人のうち、約半数がSNSで見た商品などを実際に購入したと回答した。

2025年のバレンタインデーにチョコレートやプレゼントを贈った人のうち、14.0%が「自分自身用に購入した」と回答している。自分にプレゼントを購入した人のうち、32.1%が3000円以上の商品を選択。誰かに贈る予算よりも高額であることが明らかとなった。

バレンタインは従来の「女性から男性へチョコレートを贈る」という枠組みを超え、友人同士での交換や自分へのごほうびなど、多様な楽しみ方が広がっている。本調査を参考に、バレンタインシーズンの施策を検討したい。