不正検知サービス「O-PLUX」、累計導入サイト数12万突破 新機能も追加

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ECのミカタ編集部

不正検知サービス「O-PLUX」が6年連続シェアNo.1、累計導入サイト数12万突破

かっこ株式会社(以下、Cacco)が提供する不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」は2025年7月15日、累計導入サイト数が12万サイトを突破したことを発表。合わせて新機能の拡充への継続的な取り組みも公表された。

機能の拡充を継続的に進める

Caccoでは検知精度の向上に加え、加盟店の利便性向上を目的として機能の拡充を継続的に進めている。直近で追加された新機能では、各加盟店の方針に基づいた制限したい取引条件を事前に設定し、審査に反映させることが可能となった。

条件の変更が必要になった場合でも、管理画面上で設定を行えば、即座に自動審査に反映される。これにより、高リスクな取引への対応がスピーディーかつ柔軟に行える。この機能は2025年3月に公開された対策導入ガイド(※1)で推奨されている「商材に応じた不正対策の導入」にも沿っており、加盟店が自らリスクを把握し、主体的に対応できるよう支援するものとなる。

加盟店の安心・安全なビジネスの発展に貢献

「O-PLUX」は、ECで起こる不正ログイン・不正注文をリアルタイムに検知。個人情報漏洩やクレジットカードの不正利用、悪質転売などの不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスだ。かっこ株式会社 代表取締役社長 岩井裕之氏は本件について次のようにコメントしている。

「『O-PLUX』の拡大の背景には、加盟店の皆様の現場課題に真摯に向き合い、スピードと柔軟性をもって機能進化を続けてきたことがあります。(中略)今後も、信頼性の高い不正検知を通じて、加盟店の安心・安全なビジネスの発展に貢献してまいります」

「O-PLUX」は2025年5月にサービスリニューアルを実施し、ログインから決済まで、不正対策のトータルサポートを実現している。データ蓄積による検知精度向上と、機能拡充でさらなる進化を続ける同サービスの動向を引き続き追っていきたい。

※1:クレジット取引セキュリティ対策協議会「EC加盟店におけるセキュリティ対策導入ガイド2.0版 附属文書20」(2025年3月)


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