卸取引はEC化の時代へ~BtoB取引の市場動向2021年最新版~

2020年度日本国内のB2C-EC市場規模は19兆2,779億円で、対前年比830億円の減少しており、物販系分野の大幅な増加分とサービス系分野(旅行等)の減少分が相殺された形となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響で、2020年の同市場規模は大幅に拡大しました。
この数年、伸長率は1桁台後半でしたが2019年までの傾向の延長線で2020年の物販系分野の市場規模が推移したとの仮定を置けば、最大でも11兆円であったと推測されます。
従って、巣ごもり消費が我が国の物販系分野のB2C-EC市場規模を少なくとも、約1.2兆円底上げしたと計算できます。
調査レポート
2021/08/06 株式会社ネットショップ支援室 株式会社ネットショップ支援室

目次

1. EC市場調査
2. B2CのEC市場規模とEC化率の推移
3. B2C-ECの今後
5. B2BのEC市場規模とEC化率の推移
6. 日本国内のB2BのEC化率は?
7. B2Bの業種別EC化率
8. B2B-ECの今後
9. まとめ