出店のしやすさと儲かる仕組みで、“感動体験”を共創する

ECのミカタ編集部 [PR]

左:KDDIコマースフォワード 代表取締役副社長 桑田 祐二氏
右:KDDIコマースフォワード 代表取締役社長 八津川 博史氏

 2017年1月30日にオープンし、2ヶ月ほどが経過したショッピングモールサイト『Wowma! 』。2月度は対前年同月比で127%と好調な滑り出しを見せた。しかし、Wowma!を展開するKDDIコマースフォワード株式会社(以下「KCF」)は、スタートダッシュの好調さに慢心することもなく、さらなる成長のための施策実施に余念がない。これからの施策展開について、代表取締役社長 八津川 博史氏と、代表取締役副社長 桑田 祐二氏に伺った。

スタートダッシュで対前年同月比127%を達成

スタートダッシュで対前年同月比127%を達成

 Wowma!のオープニングに合わせて実施された「Wowma! 誕生祭」は、通常のキャンペーンとは一味も二味も違った。参画しているショップの多くが通常のキャンペーン時よりもたくさんの在庫を確保して、品切れによる機会損失(それ以上に、顧客に対するサービス低下)を回避し、また各ショップで個別のセール展開を実施するなど、誕生祭の盛り上げに貢献してくれたという。

 また、以前は四半期に1回程度だったラッキーセールを大きく改編し、毎週月曜・水曜・土曜の週3回、ポイント10倍の“山”を作り、ユーザーの継続来店を促す施策も展開し、来店ユーザーの積み増しにも成功している。さらにKDDIグループの強みを生かして、auスマートパスプレミアム会員の場合には、毎週土曜日にポイントがさらにプラスされる施策も投入した。

 こうした一連の施策が奏功し、2月度は対前年同月比で127%という伸びに結び付いたわけだ。

KDDIグループの優位性を最大限に活用した集客戦略

 Wowma!では、集客戦略においても、KDDIグループの強み・優位性を如何なく発揮する戦略を用意している。

 「例えば、『Wowma! for au』では、最大2.5ギガのデータがもらえる“データプレゼントキャンペーン”を実施しています。こうしたプレゼントキャンペーンが実施できるのは、キャリアだからこそであり、他のショッピングモールではなかなかできないオリジナリティの高いキャンペーンだと自負しています。また、auスターといったロイヤリティプログラムとの連動施策の展開など、KDDIのリソースを存分に活用し、その総力を上げてWowma!を盛り立てるべく、積極的な取り組みを進めています。」と八津川氏。

            KDDIコマースフォワード 代表取締役社長 八津川 博史氏

 もちろん、Wowma!自体は、auユーザーだけの閉じられたショッピングモールというわけではなく、au以外のキャリア利用者をも巻き込むオープンプラットフォームである。auユーザーの取り込みだけで、Wowma!の成長が確保されるわけではないが、集客のスタートダッシュにおいて、auユーザーを積極的に取り込む戦略は極めて有効だし、Wowma!に参画するショップにとっても、成長スピードを速める即効性ある施策として評価に値するといえるだろう。

 今年の秋にはTVCMも予定しているという。「以前、TVとネットの親和性については疑問を呈する向きもありましたが、近年のスマホの隆盛に伴って、TVとネットの親和性は格段に高くなっています。そうした環境下でTVCMを展開するにおいては、単に認知度を上げるというだけでなく、参画していただいているショップの売上につながるような販促の視点も重視していきます」とのこと。

 さらには、ショップとの密接な関係性の構築を通じて、モールとして魅力をアップし、その魅力によって着実に固定客を増やすという視点も重要視していると桑田氏は言う。

 「ポイントキャンペーン一辺倒の施策では限界があります。もっと中長期的にメリットのある施策を展開することが不可欠で、そのためにはショップとの密接な連携は必須です。我々はECコンサルタントのスキルをより向上させ、ショップとのコミュニケーションを密にすることで、まさにWin-Winの関係を強めていきたいと考えています」。

アプリのフルリニューアルでスマホ対応サービスも強化

 どれだけ集客しても、モールとして使い勝手が良くなければ、ユーザーを安定維持することは難しい。その点についても、Wowma!は余念がない。サービス施策の先兵となるのがスマホアプリのフルリニューアルだ。

 「スマートフォンの利用が圧倒的になりつつある今日において、Webかアプリかという視点に立てば、圧倒的にアプリに優位性があります。そこでアプリをフルリニューアルして、より良い買い物体験ができるようにユーザーに提供していきます。具体的には、IQONの開発で有名な株式会社ヴァシリーさんとの共同でアプリ開発を進めており、今秋にはリリースする予定です。」と桑田氏。

            KDDIコマースフォワード 代表取締役副社長 桑田 祐二氏

 さらには、テクノロジーベースのチャレンジも果敢に攻めている。「テクノロジーベースのチャレンジのひとつとして、既存のレコメンドエンジンとは一線を画する、革新的なレコメンドエンジンの開発を進めています。個々人の趣味嗜好はもとより、ライフスタイルや生活パターンなども加味して、ユーザーに感動体験を促すことのできるレコメンドサービスを展開していきます。」と桑田氏。KDDIでは、コンサルティング・ファームのアクセンチュアと合弁で新会社を設立し、KDDIがもつビッグデータを活用して、こうした画期的なレコメンドエンジンを実現するとしている。

 「Wowma!では、その名の通り、“ワウ! ”と感動できるサービスや商品との出合いを大切にしていますが、そうした情緒的な感動の提供を重要視しながらも、その背景には確固たるテクノロジーの裏付けを持っています。」と桑田氏はテクノロジーベースのサービス開発にも自信を見せた。

出店拡大に向けた思い切った施策でショップ支援を加速

出店拡大に向けた思い切った施策でショップ支援を加速

 集客やサービス開発に、次々と画期的な施策を展開するWowma!だが、それらを実効性のあるものにするには、やはり多くのショップがWowma!に参画し、「Wowma!に行けば、なんでも買える」という品揃えを確保できていることが大前提となる。

 そのための(多くのショップ出店を促すための)施策が、『やってみよう Wowma! 0円キャンペーン』である。

 Wowma!の新規出店にかかる初期費用とランニングコストは、通常であれば「入会費10,000円・月会費4,800円」である。しかし、キャンペーン期間中(2017年6月30日~2018年3月31日)に申し込めば、これらが0円になる(申込日から1年間適用)。さらに成約手数料+決済手数料が合計で4.5%~(出店カテゴリ・月間売上高に応じて変動)となっているので、新規出店のハードルは極めて低く抑えられた。

 「我々は、参画ショップの方々との共創によってのみ、事業の拡大・成長が可能になると思っています。そのためには、出店のハードルをできるだけ下げ、かつショップの頑張りによって売上が伸びれば、それに伴って多くのリターンをショップが得られる仕組みを提供することが不可欠であると考えたのです。その思いが、『やってみよう Wowma! 0円キャンペーン』に結実しています。また、ショップのオペレーションについても、負荷軽減のための取組みを加速しています。」と八津川氏は言う。

 ショッピングモールの成功の秘訣があるとすれば、それは参画してくれるショップとの共存共栄の仕組みに他ならない。「ショッピングモールは、モール側のひとりよがりでは成功はおぼつきません。個々のショップときちんと向き合い、密接なコミュニケーションを通じて、さらなる成長のヒントをつかみ、それを具現化する。そのサイクルを正しく、スピーディに回すことが、成功のキーファクターだと考えています。」と語る八津川氏の言葉の通り、Wowma!は、ショップとの共創によって、より着実な成長を遂げるに違いない。


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