楽天店舗の分析レポートと改善提案を無料で!ECマーケティングのプロ集団「TENKI-JAPAN」が始めた新サービスとは?

ECのミカタ編集部 [PR]

24329_thumbnail_tenki_top_thumbnail.png 株式会社天喜ジャパン 代表取締役 Alex Farfurnik 氏
株式会社天喜ジャパン COO 鈴木 崇仁 氏

ECマーケティング支援を行うTENKI-JAPANは2020年1月15日、楽天市場の出店者を対象に、ネットショップの分析レポートと店舗の改善提案を無料で行う新サービス「レポートオートメーション」サービスを開始した。商品ごとのアクセス数やページごとの転換率、客単価、キーワードことの流入数といったデータを独自のアルゴリズムで集計し、数十枚に渡る分析レポートにまとめる。さらに、その分析結果を踏まえ、店舗の売り上げを伸ばすための具体的な施策の提案まで無料で行うという。

EC業界を活性化させたいとの使命感から商品化に踏み切ったという「レポートオートメーション」サービスの内容や、サービスを通じてTENKI-JAPANがEC事業者に提供する価値、さらには楽天市場以外のモールへの展開の計画などについて、代表取締役社長のAlex Farfurnik氏(以下、アレックス氏)とCOOの鈴木崇仁氏に話を聞いた。

たった3秒でレポート生成、テクノロジーでデータ解析・分析・レポーティングを完全自動化

「売り上げを伸ばすために必要な施策を打つには、まずは店舗の現状を把握することが必須です。そのためには店舗のさまざまなデータを収集し、分析することが欠かせません。しかし、多くの企業はデータ分析を十分に行えていない。その結果、広告費や販促投資の無駄遣いが頻発している。そのことがEC業界の大きな課題だと感じていました」(アレックス氏)

TENKI-JAPANのアレックス社長は「レポートオートメーション」サービスの無料提供に踏み切った理由について、こう説明した。

代表取締役 Alex Farfurnik氏:ソビエト出身のイスラエル国籍を持ち、5社のテクノロジースタートアップ立ち上げ経験と、さらに中国でのECマーケティングテクノロジー企業は、優秀なエンジニアリングチームとともに飛躍的な成長を遂げて、設立から4年で上場。グローバルECで培ったビジネス経験とノウハウをベースに日本EC事業者の成長に貢献していきたいとの思いから2017年TENKI-JAPAN創業。

「レポートオートメーション」サービスは、TENKI-JAPANが独自に開発したデータ分析サービスだ。1年以上前から既存顧客向けに提供してきた分析サービスをブラッシュアップし、サービス化したという。

楽天市場の管理画面「RMS」や分析ツール「R-Karte」やRPPなど広告のプロモーションメニューなど楽天内データを自動的に収集し、マーケティングや統計の理論に基づいた独自のアルゴリズムでデータマイニングを行う。

例えば、「商品ページごとのアクセス数」「ページごとの転換率」「キーワードごとの流入数」「客単価」「平均回遊率(閲覧ページ数)」「広告媒体ごとの売上高」といった数字を、日次・週次・月次で閲覧することが可能。

また、楽天市場における「サブジャンルトップ10」(=ジャンルごとの販売実績トップ10の店舗)との業績比較や、月商規模に応じた類似店舗との比較を行うこともできる。売れている店舗のアクセス数や転換率、売上高などの推移を把握し、自店舗と比較することで、自社の課題も見えやすくなる。

「弊社は技術開発を得意としており、さらにECビジネスのノウハウが融合したECマーケティングテクノロジーカンパニーです。国内外で培ってきたECマーケティング支援のノウハウを生かし、独自のアルゴリズムでデータ分析とレポーティングを行います」(アレックス氏)

分析レポートは数字を羅列するのではなく、グラフや表などのビジュアルデータに変換されるため、店舗の課題を直感的に把握できる。

これらの分析とレポーティングが、たった3秒で完了する。

本当はもっと売れる「もったいない店舗」をなくしたい

多くのEC事業者がデータ分析を十分に行えていない現状について、EC業界で長年 コンサルティングに従事してきた鈴木氏は、「本当はもっと売れるはずなのに、ノウハウがなかったり、忙しくてデータ分析を行っていないために売り上げが頭打ちになっているネットショップは非常に多い」と指摘する。

「ポテンシャルを発揮しきれていない “もったいない店舗”をなくし、EC業界を盛り上げたい。そういった思いから『レポートオートメーション』サービスの提供に踏み切りました」(鈴木氏)

COO 鈴木 崇仁氏:IT・Web・IoT関連業界の営業、マーケティング、新規事業開発を経て起業。美容健康系事業やメーカーなどを経て、ECサイト運営支援を行うネットショップ総研に参画し代表取締役に就任。EC事業の立ち上げから新商品企画支援、リアルとデジタルを横断するマーケティング戦略に関わりながら、主にECやWebを活用した売上向上支援を行った。2018年退任し独立。EC業界に抜本的なソリューションを提供するためにECマーケティングテクノロジーカンパニーであるTENKI JAPANに参画。

楽天市場のネットショップのデータ分析を行うには、管理画面「RMS」のデータを目視で拾い上げ、Excelなどを使って手作業で集計・分析することも理論上は可能かもしれない。

しかし、それには膨大な手間と時間がかかる上、統計やマーケティングの専門家でもない限り、知りたい数値を算出する方法を考えるだけでも難しい。

こうした事情から、多くのEC事業者は「データ分析を行いたくても、実行できない」というのが本音だろう。そういったネットショップにとって、「レポートオートメーション」サービスは、まさに救世主となるサービスだ。

「餅は餅屋」でデータ分析は専門家に任せ、売るための施策に注力すべき

通常、コンサルティング会社に依頼すれば10万円以上してもおかしくないレポーティングと改善提案を無料で提供できる理由の1つは、独自の自動分析システムが稼働していることにある。

「レポートオートメーション」サービスでは、ワンクリックでRMSやR-Karteのデータを収集し、数秒間で分析・集計を行う。こうしたことが出来るのは、アレックス氏を筆頭に、テクノロジーとマーケティングに精通した専門家が集まっているからに他ならない。

ネットショップにとって、データ分析のような専門性の高い業務を自動化できれば、自分たちは商品開発や顧客対応、ブランディングといったコア業務に専念できる。

「分析やマーケティング業務は弊社に任せていただき、店舗さまは商品開発やエンドユーザーに対するサービスなど、自分たちにしかできない仕事に注力していただく。『餅は餅屋』ということわざの通り、店舗さまと弊社のそれぞれの強みを生かすことが重要だと考えています」(鈴木氏)

鈴木氏は、次のような課題を持つネットショップに「レポートオートメーション」サービスを使って欲しいと話す。

こんなショップに「分析レポーティングサービス」を使って欲しい!
●ECモールに出店したが、売り上げを伸ばすために何をすれば良いか分からない
●データ分析に取り組みたいが、具体的な方法が分からない
●店舗の売上高が下がってきている、成長が鈍化している
●広告を打っても売り上げが伸びにくい
●店舗の売上規模を、さらに大きくしていきたい

「データ分析のような業務は専門家に任せて、自分たちにしかできない仕事に注力して欲しい」と語る鈴木氏

分析だけで終わらない「改善提案」も無料で行う

「レポートオートメーション」サービスは、レポートを出して終わりではない。店舗の売り上げを伸ばすために何をすべきか、TENKI-JAPAN のマーケティングスタッフが具体的な改善策の提案を行う。

【無料】レポートオートメーションサービスについてのご相談はこちら

改善策の立案は、システムで自動化しているわけではない。そのため、もちろん人件費がかかる。改善提案まで無料で行うTENKI-JAPANは、「レポートオートメーション」サービスをどのように収益化につなげるのだろうか。

その答えについてアレックス氏は、まずはレポーティングと改善提案を無料で行うことが、EC事業者とTENKI-JAPANの双方にメリットがあると強調する。

「初回のレポーティングと改善提案は無料で行い、さらに詳しいデータ分析を個別に行いたいEC事業者さまや、より踏み込んだマーケティングのサポートを希望されるEC事業者さまには、有料のサービスをご提供します。弊社はどのような提案を行うにせよ、定量的かつ客観的なデータに基づくことをモットーとしています。もちろんご提案後の施策実施をご自身で実行されて構いません。弊社が提供する価値を多くの店舗さまに実感していただくためにも、レポートオートメーションサービスまずは無料で提供します」(アレックス氏)

上述の通り、「レポートオートメーション」サービスの無料サービス部分だけを利用することも、もちろん可能だ。

「店舗分析や課題把握にお困りなら、遠慮せず、どんどん使っていただきたいです」(アレックス氏)。

なお、「レポートオートメーション」サービスを利用した後に、個別のマーケティング実行支援を希望するEC事業者には、「売上UPがんばれプラン(10万円×3カ月)」などを提案するという。また、より高度な分析システムを希望する企業には、「レポートオートメーション」サービスの仕様を企業ごとにカスタマイズ開発して提供する。

アレックス氏は「レポートオートメーション」サービスを無料で提供することは、EC事業者とTENKI-JAPANの双方にメリットがあると強調した

「レポートオートメーション」サービスを楽天市場以外のモールにも展開していく

「レポートオートメーション」サービスは現在、主に楽天市場のショップを対象としている。ただ、AmazonやYahoo!ショッピングといった大手ECモールに対応した分析システムがすでにTENKI-JAPANの社内で稼働している。今後は「レポートオートメーション」サービスを他のECモールのショップにも正式に提供していく計画だ。

EC業界では「売上高=アクセス数×転換率×客単価」という売上高の方程式が広く知られている。おそらく、多くのネットショップは店舗全体の「アクセス数」「転換率」「客単価」などの数字を追いかけていると思う。

しかし、店舗全体のこうした数字を見るだけでは、大雑把すぎてあまり意味がない。なぜなら、現在のECモールは非常に競争が激しく、精緻なデータ分析と高度なマーケティング理論を駆使した「プロ同士の戦い」のフェーズに突入しているからだ。

「商品ページごとのアクセス数」「ページごとの転換率」「キーワードごとの流入数」「平均回遊率(閲覧ページ数)」「広告媒体ごとの売上高」「セール中の売り上げの変動」「競合店との差異」など楽天内でも見れるデータは沢山あります。これらをしっかりと見極めていきながら、正しい判断をする。自社ECではできていてもモールではできていないケースも多い。そういった意味でも、ECモールに出店している企業にとって、「レポートオートメーション」サービスは非常に価値が高いと言えるだろう。

マーケティング×テクノロジーでEC企業の成長を後押ししたい

最後にアレックス氏と鈴木氏は、TENKI-JAPANの今後の展望について次のように語ってくれた。

「弊社が目指しているのは、マーケティングとテクノロジーを掛け合わせて、お客さまの売り上げアップや事業の成長に貢献すること。私たちは中国や米国など、グローバルECマーケティングにも精通しています。そのノウハウを日本のマーケットに最適化し、EC事業者さまに提供していきます」(アレックス氏)

「『レポートオートメーション』サービスはネットショップの売上拡大に役立つのはもちろんですが、現場で働く人たちの生産性向上にもつながるプロダクトだと自負しています。ECの現場では、長時間労働から抜け出せていない企業が目立ちます。弊社はマーケティングテクノロジーカンパニーとして、システムで解決できることは極力自動化し、EC業界の労働環境の改善にも貢献していきたいです」(鈴木氏)

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