ECに不可欠となった動画施策 「STUDIO 8x10」代表が語るECビジネスの新常識

  公開日:
最終更新日:

ECのミカタ編集部 [PR]

Web業界では動画コンテンツの活用が活発化している。視覚的・感情的な訴求力が高く、ブランディングに有効であることに加え、消費者により豊かで安心な購買体験を提供することからECサイトやSNSでの利用が拡大。いまや動画はデジタルマーケティングに欠かせない施策のひとつとして認知が広まった。東京・渋谷区にある写真・映像撮影スタジオ「STUDIO 8×10(スタジオ エイト・バイ・テン)」でも、近年は動画撮影の依頼が増えているという。同スタジオを運営する株式会社エイト・バイ・テンの池畑直樹代表に、ECビジネスにおける動画の重要性や写真との使い分け、スタジオ活用のポイントなどについて話を聞いた。

スタジオ エイト・バイ・テンへの問い合わせはこちら

ECサイトやSNSで高まる動画コンテンツの存在感

――消費行動の中心がスマホに移り、業界全体で動画コンテンツの重要性が増しています。御社に動画撮影を依頼するEC事業者のニーズにも変化があるのでしょうか。

スマートフォンやデジタルカメラの性能が高まり、個人でもある程度きれいな写真や動画を撮れるようになりました。それによりSNS用の簡単な写真・動画は自社で撮影し、LPや広告で使用するクオリティの高さが求められる写真・動画はプロに依頼するという“使い分け”をされるEC事業者様が増えたように感じます。実際、当社でも10年ほど前から依頼が徐々に増えはじめ、今では週に1~2本は動画撮影を行っています。

――御社では創業当時から動画撮影に力を入れていたそうですね。

スタジオ エイト・バイ・テンは雰囲気の異なる2つのスペースを備え、モデル手配や撮影後の加工・制作業務などあらゆるニーズにワンストップで対応する撮影スタジオです。2008年の創業当初から写真と動画両方のシューティングを視野に入れ、動画撮影に必要な高機能カメラや定常光ライト、レール、ミニクレーン、ジンバル(手ブレ補正装置)などプロ仕様の機材を揃えました。私自身もハリウッド映画やテレビドラマの撮影写真監修の経験があるので、そこでのノウハウを撮影現場にフィードバックできる点が当社の強みでもあります。

――ECサイトで商品の魅力を伝える際に、写真と動画ではどのような違いがあるのでしょうか。

写真は商品の魅力を「1枚の絵」として表現します。一瞬の動きを切り取って大きなインパクトを与えたり、商品を細部まで紹介したりすることができるため、そのクオリティがブランドの印象を左右するといってもよいでしょう。

一方、動画には商品の動きや質感を一連の流れで表現できるメリットがあります。静止画に比べてターゲットの印象に残りやすく、ブランドの世界観やストーリー性を表現しやすい点が特長です。撮影する商品や掲載スペースによって向き不向きがありますので、双方の特長を理解した上で使い分けるのがよいでしょう。

スタジオ エイト・バイ・テンへの問い合わせはこちら

スタジオ エイト・バイ・テンは写真・動画撮影に理想的な環境

――動画撮影では、どのようなEC事業者がスタジオを利用されているのでしょうか。

ファッションを中心に、食品や寝具、家電、雑貨などさまざまな業種の事業者様にご利用いただいています。消費者はECでショッピングをする際、実物を手にできないため、特に生地の素材感や着用感など商品のイメージが伝わりやすいアパレル業界との親和性は高いと思います。

また、スタジオ エイト・バイ・テンにはリビング・ダイニング・キッチンを備えたスペースもありますので、最近では料理のレシピ動画や家電のマニュアル動画などの撮影依頼も増えています。

――写真と一緒に動画も撮影されるお客様が多いのですか。

そうですね。例えばレザージャケット・革ジャンを扱うアパレルメーカーのリューグー株式会社様は、商品写真の撮影で10年以上のお付き合いがありますが、5年ほど前からは動画も一緒に撮影されるようになりました。撮るのはモデルがジャケットを着用したシンプルな動画です。撮影ではレザージャケットの素材感とシルエットを丁寧に表現することに努めており、動画は公式YouTubeのコンテンツとして活用いただいております。

――リューグー様はどのような点を評価してスタジオ エイト・バイ・テンを継続利用されているのでしょうか。

撮影スペースが広く、きれいな白背景で写真や動画が撮れる点をご評価いただいています。ご担当者様からは「レザージャケットのディティールが引き立ち、クオリティの高いビジュアルが完成した」との声を頂戴しました。

また、カメラマンやモデルの手配、機材の準備など、撮影に必要なサポートを一括で請け負う支援体制も喜んでいただけました。荷物の事前受け取りや効率的な撮影順を提示するなどしてクライアントの負荷軽減に努めており、リューグー様からも「清潔感のあるスタジオ エイト・バイ・テンは理想的な環境。今後も写真・動画撮影をお願いしたい」とのコメントをいただいております。

写真も動画も、モデル手配もすべてワンストップで

――EC事業者が動画撮影を依頼する場合、気をつけなければならないことはありますか。

事前に撮りたいカットを明確にしておくことが重要です。どのメディアになんの目的で使う動画なのか、何をどう見せたいのか、明るい雰囲気なのか、落ち着いたトーンなのか――。可能な限り具体的なイメージを思い描き、それを事前にカメラマンと共有しておくことが大切です。イメージを共有できれば、撮影側もクライアントの希望に添ったご提案や的確なアドバイスができるはずです。

――撮影にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

撮影スタジオによってさまざまですが、当社の場合はEC事業者様向けのお得なプランをご用意しています。スチールによる商品撮影パックは3時間で44000円、5時間で69300円です。カット数は3時間プランで20~30アイテム、5時間プランで40~60アイテムが目安となります。

また、これらのプランをご利用の方は、プラス24200円でムービー撮影のオプションが付けられます。時間内であれば写真と動画の撮影比率は自由ですし、それぞれ単独でご利用いただくよりもかなりお得な価格設定です(料金はいずれも税込、撮影料・スタジオ使用料込み)。

「撮影に必要なサポートを一括で請け負う支援体制も喜んでいただけている」と池畑氏

――同じ商品で写真と動画の撮影を考えている事業者には魅力的なプランですね。

一般的な動画撮影は分業制のためコストがかさみますが、当社ではカメラマンが撮影に関するあらゆるセッティングをこなします。その分費用が抑えられるため、動画撮影にあまりコストをかけられない小規模事業者様にもご利用いただきやすいと思います。

――最後に、ECサイトやSNSに載せる動画撮影をプロに依頼したいと考えている事業者に向けてメッセージをお願いします。

動画コンテンツの活用は、近年のデジタルマーケティングにおいては、欠かせない施策のひとつとして認知されています。スタジオ エイト・バイ・テンではEC用の写真と動画をセットで撮れるお得なプランをご用意しています。費用を抑えながらクオリティの高い動画撮影を希望される方には最適なプランですので、「写真撮影のついでに動画も撮ってみたい」という場合は、ぜひお気軽にお声がけください。

スタジオ エイト・バイ・テンへの問い合わせはこちら


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事