AIに選ばれる準備はできていますか? 【ゼロクリック】を制するためのEC生存戦略

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ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社プレティアジャパン 代表取締役社長 イ・ボンギョ氏

「2026年までに従来の検索エンジンのボリュームは25%減少する──」ガートナー社の衝撃的な予測が示す「ゼロクリック」時代。生成AIがもたらす検索体験の革新は、ECサイトのビジネスパラダイムを大きく変えようとしている。

生成AIという“武器”を手にしたユーザーは、もはや自分で検索・比較をしなくなる。となれば、EC事業者の課題は明らかだ。「自社のECサイトで生成AIプラットフォームと同等の検索体験を提供できるか」に尽きる。

その解決方法を示すのが、EC特化型生成AI検索エンジン「genser(ジェンサー)」を提供する株式会社プレティアジャパン 代表取締役社長のイ・ボンギョ氏。「CTR 86%アップ」の実績データを示しながらAI時代のサイト内検索のロジックを語った。

※本記事は2025年12月開催「ECのミカタ カンファレンス」のセッションをレポートしたものです

AI検索されないECサイトには客が来なくなる

「どうやって商品を探していますか」

ECサイト内の検索に関して、まず、この根本的な問いから始めたいと思います。

これまでの20年間、ポータルサイトの検索エンジンやECサイト内の検索ではキーワードを介して人間とデータベースがやり取りをしてきました。「ベーシックジャケット」とか「ブルートゥースイヤホン」とか「赤ちゃん柔軟剤」などです。

しかしChatGPTのような生成AIのプラットフォームが登場して以来、検索体験は大きく変わりました。ユーザーはもはや、「検索ではなく相談」をしています。店員さんに対面で相談するかのように、「季節やトレンドに左右されず、長く着られて、いろいろなコーデにも合わせられるジャケットを彼氏にプレゼントしたい。予算は5万円」などと生成AIに相談します。するとAIは適切な商品を探してくれます。つまり単語ではなく文脈まで理解してお客さまに結果を示すのです。

検索体験の変化は、生成AIの利用率に如実に表れています。アメリカでは半数以上の人がAIを利用しており、韓国も2023年に比べたら2倍以上に増加しています。また日本も、ここ2年間で10倍以上になっていると見られます。

もう一つ重要なのは、「生成AIをどのような目的で使っているか」です。EC関連では買い物商品検索でもAIが使われるようになり、アメリカではすでに7割の消費者がAI検索で商品を選んでいます。日本でも若年層では3人に1人が商品比較のためにAIを使っています。

ECサイトが直面する二つの課題とは?

こういった検索体験の変化は、ECサイトの運営者にとってどのような意味を持つのでしょうか。

世界的なIT調査会社ガートナーは、「2026年までにグーグルのような従来の検索エンジンのボリュームは25%も減少する」という衝撃的な予測を発表しています。あとわずか1年内に検索の4回に1回ぐらいはAIに奪われてしまうのです。

これが、既存の検索の仕組みが崩壊する「ゼロクリック」と呼ばれる脅威です。その結果、生成AIの時代に、EC企業は二つの課題に直面します。

一つは、自社のECサイトでも生成AIプラットフォームと同じような検索体験をユーザーに提供できるかどうかという課題です。つまりユーザーが生成AIプラットフォームで享受している体験との乖離(かいり)がECサイトで発生すると、ユーザーはどんどん離れてしまうという不安です。

もう一つが、ゼロクリックの脅威です。検索プラットフォームでのお客さまとの接点が奪われ、結果的にECサイトへの流入そのものが減っていくのです。

この二つの大きな課題に正面から対応して、ピンチをチャンスに変えるために私たちプレティアが開発したのがサイト内検索エンジン「genser」です。genserには、Geminiなどのグーグルクラウドの最新技術が搭載されています。

生成AIによる検索時代に突入したECサイトの課題をgenserがどのように解決するかを説明しましょう。

ゼロクリックでも検索でも選ばれる方法

genserは、複雑な条件や高度な質問に対して文脈や条件を把握した上で、「なぜこの検索結果になるのか」の理由と根拠が示されます。

商材に関する詳しい説明は、ユーザーの納得感や信頼感を醸成します。結果的に、条件や検索履歴を反映した高精度なレコメンドになるわけです。これが、キーワード検索と大きく異なるところです。

genserが提供するビジネス価値は3つ。

第一に、自社サイト内でAIプラットフォームと同等以上の検索体験を提供してユーザーを引き留めます。第二に、生成AI検索から得られるインテントデータを活用してCVR(コンバージョン率)やLTV(顧客生涯価値)を向上させることができます。そして第三に、生成AIエンジンの最適化(GEO)によってAI検索に選ばれやすいWEBサイトの最適化を行います。つまりゼロクリック時代にあっても検索で選ばれるサイトを実現するのです。

画像提供:株式会社プレティアジャパン

genserは、複雑な条件や高度な質問に対して文脈や条件を把握した上で、「なぜこの検索結果になるのか」の理由と根拠が示されます。

商材に関する詳しい説明は、ユーザーの納得感や信頼感を醸成します。結果的に、条件や検索履歴を反映した高精度なレコメンドになるわけです。これが、キーワード検索と大きく異なるところです。

genserの検索ロジックを具体的に説明していきましょう。

ユーザーは検索窓に質問を入力する時、漠然としている場合もあれば、逆に条件やスペックが明確な場合もあります。

漠然とした潜在的なニーズの時(たとえばキャンプに行きたいが、どんな道具を揃えれば良いのかわからないなど)は、検索エンジンが“おもてなし”の心を発揮してセット商品をお薦めしたりします。結果的にはクロスセルやLTVの向上に資するのです。

逆にスペックなどが明確な顕在的なニーズである場合は、素早く、お客さまの条件を満たす商品を素早く示します。これによってお客さまはタイムパフォーマンスを維持しながら商品を選択できます。

韓国で実際にgenserが利用されているビューティー・ヘルスケアのB2Cでは、なぜこの商品が選ばれたのか根拠を示し、さらに関連するキーワードを示して他の商品も発見できるように配慮されています。

画像提供:株式会社プレティアジャパン

画像提供:株式会社プレティアジャパン

genserには「Auto-Routing」という機能が搭載されています。入力された言葉をAIが自動判別してキーワードであれば既存検索で素早く結果を出し、文章であればAI検索で対応すると使い分けるのです。

これが既存の検索のUIやUXを維持しながらもシームレスにAIの検索体験ができる「ハイブリッドでソフトランディング」型の検索です。

「genser」の詳細はこちら

ユーザーの「なぜ」に答えるデータが競争優位をもたらす

genserのもう一つのポイントとして、お客さまの「なぜ」を表すインテントデータの活用があります。お客さまの質問は即ち購買意図であり、それを活用することでgenserが従来にないコメントや気持ちに寄り添うコンテンツを作成していくのです。

たとえば、「この商品は、このような意図を持った多くのお客さまに選ばれています」とコメントが付与されれば、それはECサイトのレビューそのものであり、かつお客さまの意図を反映したレビュー以上の推薦文になります。

これによってCVRがアップするだけでなく、実はAIが生成したコンテンツ自体が今後、AIプラットフォームのGEOになり、差別化できるデータとして資産化できるメリットもあるのです。

これ以外にもgenserには、さまざまな競争優位性につながる独自機能が搭載されています。

プレティアは2025年に日本法人を設けました。EC企業が直面している二つの問題、つまり「自社のECサイトでも生成AIプラットフォームと同等の検索体験を提供できるか」「ゼロクリックの脅威をどう克服するか」について日本の皆さんと協力しながら解決してまいりたいと思っています。

画像提供:株式会社プレティアジャパン

※3月23日より、genserのAI検索エンジンを活用した新しいAIビジュアル・ショッピング体験を提供するB2Cプラットフォーム「gelatto」のβ版サービスを開始いたします。本サービスでは、genserの主要機能を実際にご体験いただけます。
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イ・ボンギョ
株式会社プレティアジャパン 代表取締役社長
韓国EC業界でAI活用やパーソナライズ、MA、データ分析を通じたCX革新を推進。2016年に韓国初のウェブ接客MA「groobee」を立ち上げた。2025年より日本法人の代表を兼任。慶應義塾大学 政策・メディア研究科修士修了。

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