発送代行から柔軟に対応、店舗の困りごとにECレスキュー

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社ロジスティクスウェーブジャパン 営業本部 企画・運営 島 明日美さん

当日出荷したいけど回らない、在庫のデータが合わない、倉庫内の作業効率が悪い。何とかしたいけどどうしたら良いか分からない。そんなEC店舗の悩みを解決すべく立ち上がったのが、株式会社ロジスティクスウェーブジャパンが提供する「ECレスキュー」。自社構築のシステムを持ち、EC店舗のさまざまなニーズに柔軟に対応。発送代行から在庫管理、梱包資材の手配や撮影まで、さらにECサイトの作成も、幅広く展開している。なぜそんなことが可能なのか、また今のECに起こりがちな問題とは何なのか、ECキューブのウェブサイト作成を担当した、営業本部の島 明日美さんに伺った。

EC物流で一番難しいのはアパレル?経験豊富です。

 ECレスキューは新しく立ち上がったサービスだが、ロジスティクスウェーブジャパン自体は、EC物流で一番難しい分野とも言われるアパレルでの発送代行を、10年以上経験してきている。それだけのノウハウも蓄積され、例えば、年間30万件の出荷で回らなくなった靴屋さんのオペレーションを改善したり、年間90万件出荷のアパレル企業の庫内システムを構築したりしてきた。

 その経験に加え、お客さんであるEC事業者の気持ちを知りたいと、自社でEC店舗を運営もしている。「ただモノを扱うだけ、入荷したモノを流すだけなら誰でもできます。でも、弊社が動かしているのは、お客さんの想いのこもった商品なんです」。だから、ECレスキューでは、そうやって培ってきた経験を最大限に活かして、EC事業者の困りごとを解決できるよう、仕組みが組まれている。

 そういったことが可能なのは、ロジスティクスウェーブジャパンが、システムを全て自社で開発しているからだ。しかも、その作りが工夫されていて、フレームは共通して存在しつつ、中身はブロックのような構築で、パーツごとに取り出して入れ替え可能といったイメージで作られている。そのため、EC店舗ごとのニーズに合わせた対応をしながらも、比較的低価格での提供が可能なのだ。

今、物流に一番求められるのは「スピード感」

 ロジスティクスウェーブジャパンは、これまで、大手EC事業者の発送代行なども手がけてきているが、あまり表に出ることはしなかった。だが、EC市場が拡大し、さまざまな店舗がさまざまな悩みを抱える中で、それを少しでも解決していきたいと、今回「ECレスキュー」という形で、表に出るサービスを始めたのだという。

 では、今、EC事業者が抱える悩みとは、どのようなものなのだろうか。まず、前提として、品質の高さは重要だという。発送における品質というのは、在庫データがきっちりと合うことだ。通常、配送会社のシステムを使用するなどして、別のシステムとの間で、在庫データにズレが生じることも珍しくないが、ECレスキューではそこで一貫して自社のシステムを使えるので、ズレが生じることもなく、全体の作業も効率化される。

 また、最近の傾向として、スピード感が強く求められているという。つまり、当日入荷した商品を即日発送したいというニーズだ。これはまず、EC事業者のさらに先のエンドユーザーが、EC通販において即日配達を求めるニーズが強くなっており、それに事業者が応じているという背景がある。それに加え、EC事業者にとっては、入荷しているのにサイトにアップできないということをなくしたい、商品が旬のうちに売りたい、思い入れのある商品を少しでも早く届けたいという、そんな気持ちもある。だから、早さを求められるのは、その事業者のやる気が感じられるということでもあり、好印象なのだという。

 入荷したものを早く出せないというのは、倉庫のキャパシティーの問題の他に、倉庫内のシステムやオペレーションの効率が悪い、無駄な作業が発生しているという問題が大きい。例えば、送り状を発行するにしても、どれも同じタイミングで良いというものではなく、それぞれに効率的なタイミングがある。そこをECレスキューでは、すべて自社のシステムで賄い、一番効率的な流れになるよう、事業者ごとの違いに合わせつつ、作業を圧縮することができる。結果的にミスも減るし、万が一ミスが起きても簡単に追跡することができるのだ。

撮影、サイト作成、BtoBも、発送代行からの発展

 ECレスキューでは、単に発送代行だけでなく、撮影やサイト作成なども行っている。これも単にできますという話ではなく、今のEC事業の問題を踏まえた上で、それを解決する提案を行っている。

 例えば、商品撮影で言えば、今はただ良い写真を撮れば良いというものではないという。というのも、いくら綺麗な写真を撮っても、それをエンドユーザーが自宅のPCで見るとどう映るのか、あるいは今はスマホユーザーが増えているので、スマホで見るとどうなのか、そこまで考えた作りをする必要がある。この辺りは、ロジスティクスウェーブジャパン自身がECサイト運営を行ってきているということもあり、エンドユーザーの視点に立ったサイト作成が可能だ。

 また、サイトの作りとして、返品を少なくする作りというのも大切だという。というのも、倉庫内の作業を行う上で、返品対応というのは非常に手間で、作業効率を悪くするものだ。また、返品に伴うお客様対応についても、スタッフの負担が大きい。だから、極力返品が減るように、サイズ感を見やすくしたり、コメントを分かりやすくしたり、サイト自体を工夫する。実際に返品率を大幅に下げたEC企業もあるそうだ。

 さらにECレスキューでは、BtoCだけでなく、BtoBの発送も行っている。EC事業者で、C向けとB向けが両方あるというところは、実は少なくない。だが通常、C向けとB向けの受け皿が分かれてしまうことが多い。そこをECレスキューでは、同じ受け皿で対応することができるので、EC事業者にとっては、ここでも無駄をなくし効率を上げることができる。これもECレスキューのスタートと共に新しく始めたわけではなく、ロジスティクスウェーブジャパンが以前から行ってきたことなので、ノウハウの蓄積もあり、安心して任せることができる。

ECレスキュー、今後の展望

 ECレスキューという名前には、レスキュー隊のように、EC事業者が何か困った時にはすぐに駆けつけ、即解決したいという想い、イメージが込められているという。サイト自体も、パッと見て分かりやすく、相談してみようと思ってもらえる気軽さを意識しているそうだ。実際、ここまでの話からも、そのイメージが感じられるのではないだろうか。

 そんな対応力の大きいECレスキューだが、今後、さらに発展予定だという。具体的には、システムを改善して、データを取得・処理するスピードを上げたり、庫内の商品入荷やピッキングの作業に新しいシステムを導入して、より効率することが予定されている。

 EC事業者の悩みをどんどん解決するレスキュー隊。だから、困ったときはまずは相談してみてほしい。きっと頼りになる存在として、駆けつけてくれるはずだ。


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