物流プラットフォームのオープンロジ、西日本進出 新倉庫で在庫分散サービスを運用開始

物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:伊藤秀嗣、以下オープンロジ)は、新たに岡山県の倉庫会社と業務提携を行い、商品在庫を複数の倉庫に分散・保管し、出荷代行を行うサービスを11月30日、運用開始しました。

・配送距離の削減で、宅配会社の運ぶ負担を軽減する「在庫分散化」
・EC事業者は配送費低減が可能
・本州・四国・九州へ翌日配送を実現
■背景
国土交通省によると、2017年度の宅配便取扱個数は42億5200万個で、前年比5.8%の増加となりました[1]。物流業界では、ドライバーの人手不足に対応するため、宅配便の運賃適正化やラストワンマイルの効率化への取り組みが行われています。

一方で、EC事業者側は、値上がりした宅配便料金が運営の負担となり[2]、配送費低減が課題となっています。一つの解決策として、複数の倉庫に商品を分散して保管する「在庫分散化」により、倉庫から届け先までの配送距離を短くする方法が昨今注目されています。また、国内では、関東と関西エリアに倉庫があれば、本州・四国・九州への翌日配送が可能です。そのため当社は、新たに岡山県の倉庫会社と提携し、本サービスの運用を開始しました。

[1]出典:国土交通省による平成29年度宅配便取扱実績関係資料(http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000157.html
[2]出典:日本ネット経済新聞による第8回ECコスト意識調査 (https://www.bci.co.jp/netkeizai/article/3670

■在庫分散サービスの概要
過去の出荷実積などをもとに在庫を複数の倉庫に分散・保管し、出荷代行を行うサービスです。お客様の配送費用の低減、本州、四国、九州への翌日配送を実現します。

サービスの概要
名称     :在庫分散サービス
料金     :お見積りの上、ご提案させていただきます
新倉庫所在地 :岡山県倉敷市
お問い合わせ先:https://www.openlogi.com/inquiry.html

■導入事例
オーストラリア発のマットレスメーカーで、越境EC事業者であるKoala Sleep Japan株式会社様に本サービスを導入いただき、本日11月30日より在庫分散による出荷を開始しました。

従来サービスの発送費用と比較して一ヶ月あたり約2割の削減[3]を見込んでおります。弊社は、同社の日本向け輸出におけるサポートから国内倉庫の手配、越境ECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」と連携した自動出荷まで一気通貫で支援しています。

[3]関西から西への発送費用について、約2割の削減を見込んでいます。

Koala Sleep Japan株式会社について
店舗を持たずオンラインのみで販売するオーストラリア発のマットレスメーカーです。現在では日本への事業拡大に力を入れており、日本人の体型や好みを研究し作られた高品質マットレスと顧客目線のサービスを提供しています。

■会社概要
会社名: 株式会社オープンロジ(英語名:OPENLOGI Inc.)
設立 : 2013年12月25日
所在地 : 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル 9階
代表取締役CEO: 伊藤 秀嗣
従業員数: 83名
事業内容: 物流プラットフォームサービス
URL:  https://openlogi.com

オープンロジは、「物流をもっと簡単、シンプルに。」をコンセプトに、現在の物流サービスの複雑な料金体系、見積もりや問い合わせといった煩雑な手続きは不要で、透明でシンプルな業界最安値水準の料金体系と手続きの簡略化により、会員登録後に即、オンライン上で物流業務(入庫・保管・発送業務)をアウトソーシングできるオンデマンドの物流サービスです。

中小規模のEC事業者を中心に、現在4,000社以上の小売事業者様に導入いただいております。