実店舗だけでは今後生き残れない!? メタバース「オンライン店舗サービス」の時代
昨今、新型コロナの影響で実店舗への客足が減少していることで、さまざまなサービスのオンライン化が進んでいます。オンラインサービスのひとつであるECサイトでは、基本的に商品の画像や説明文のみの情報を元に購入を判断する必要があるでしょう。そのため、商品に関する不明点を取り除けないことにより、購入を断念されるケースが課題のひとつです。
そこで、実店舗へ来店する「安心感」とオンラインの「利便性」を合わせた「オンライン店舗サービス」が注目されています。
オンライン店舗サービスではECサイトと異なり、リアルタイムで店舗スタッフとコミュニケーションを取ることができます。そのため、消費者は商品の詳細な説明や懸念事項の確認がすぐに行え、購入前の不安を取り除くことで購買意欲の後押しにつながり、買う側にも売る側にも大きなメリットがあるのです。
なにごともオンライン化が主流
さまざまなサービスがオンライン化
サービスのオンライン化は、リモート会議や面接などビジネスシーンにとどまらず、病院のリモート診療や学校のオンライン授業、娯楽サービスではヨガレッスンやイベントのライブ配信など、さまざまな分野において進んでいます。
接客もオンライン化の時代
接客業も例外ではなく、昨今は「オンライン店舗」の導入を進める企業が増加しています。緊急事態宣言により、百貨店や大型商業施設などは休業、営業時間の短縮を余儀なくされました。宣言解除後においても、消費者が人との接触を避ける傾向は続き、ショッピングセンターの売上高は依然として厳しい状況です。企業の生き残りをかけるなかで、接客のオンライン化は避けて通れない道といえるでしょう。
オンライン接客とは?
オンライン接客とは、インターネット上で店員が買い手と顔を合わせ接客することです。主なオンライン接客のツールとして「VR」「SNS」「ビデオ通話」の3種類があります。
VR(バーチャルリアリティー)は、画面上の仮想空間で購買体験ができる仕組みです。オンライン接客の中で、最も実店舗へ来店しているようなリアリティーのある感覚を得られます。
SNSでは、ユーザーの多いFacebookとInstagramを活用した「ショップ機能」が主流のサービスです。店舗の予約ツール活用により、顧客側と店舗側がお互いの予定を重複させることなく予約管理が可能です。
ビデオ通話の種類としては、オンライン会議でも活用の場が多いZoomやGoogleMeetなどがあります。ビデオ通話の場合、消費者側だけでなく社内スタッフもリモートで対応できるため、テレワークの促進にも役立つでしょう。
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