メタバースが生み出すリアルで新しいショッピング体験

ECのミカタ編集部 [PR]

メタバースが生み出すリアルで新しいショッピング体験 ギグワークスアドバリュー株式会社
(写真左)代表取締役 福田 和男 (写真中央)取締役 高田 秀行 (写真右)ビジネスディベロップメント本部 本部長 梅木 勇樹

メタバースを活用した「体験型オンライン店舗」が、消費者との新しいコミュニケーションを生み出すかもしれない。Web上の仮想空間で再現されるのはオンラインの“利便性”と実店舗の“安心感”。ギグワークスアドバリュー株式会社の福田氏、高田氏、梅木氏にサービスの概要やECサイトとの違い、売り手と買い手のメリットなどについて伺った。

ゲーム感覚で楽しめる体験型 オンライン店舗サービス

―御社ではどのような事業を展開されているのですか。

当社はギグワークスグループの3社が統合し、2020年2月に発足した会社です。営業代行や販促支援、各種BPO業務、コンタクトセンターを活用したインバウンド・アウトバウンドコールなど、幅広いサービスをワンストップで提供しており、通販業界でも多くの事業者様にご利用いただいています。

―今回リリースされた「体験型オンライン店舗サービス」について教えてください。

体験型オンライン店舗とは、Web上の仮想空間に作られたオンラインショップのことです。来場者はアバターを操作して気になる商品の動画を見たり、店舗スタッフと会話したりしながら、リアル店舗と同様に商品を購入することができます。操作は非常に簡単で、ゲームのような遊び感覚で気軽にショッピングを楽しめる新しいサービスです。

―こうしたサービスをリリースしたのには、どのような背景があるのでしょうか。

コロナ禍をきっかけにEC市場は急拡大しましたが、外出制限でリアル店舗での買い物機会が減った結果、売り手と買い手のコミュニケーションが希薄になってしまいました。もちろんWeb接客ツールなどもありますが、それだけでは消費者の購買意欲を刺激するには不十分です。
こうした背景から当社ではこのたび、Web上でもリアル店舗と同様の接客ができるプラットフォームを活用したサービスを開発しました。開発にあたって重視したのは、しっかりと売上につながる仕組みであること。他社と差別化できる斬新なサービスでありながらも、低リスクで集客が見込める新しい販路としてご提案していく予定です。

圧倒的な差別化と購買意欲の高い新規顧客獲得に貢献

―具体的には何ができるのでしょうか。

来場者は、仮想空間内にレイアウトされた店舗や商品に自身のアバターを近づけると、スタッフと会話ができるようになります。互いの顔や商品を見ながら商品の説明を受けたり、不明な点を質問したりすることで、リアル店舗と同様のコミュニケーションが可能です。
アバターを対象に近づけると声が大きく聞こえ、遠ざければ声は小さくなります。両者の会話は決められた範囲外にいる第三者には聞こえません。来場者同士はもちろん、スタッフ同士の会話も可能です。メガホン機能を使えば、会場内にいる全ての来場者にタイムセールをお知らせしたり、特別なアナウンスを流したりすることもできます。

―本当に実店舗でショッピングをしているようなリアリティがありますね。

仮想空間への出店は、1社だけが出店する「単独出店」と、展示会や物産展のような「共同出店」のいずれかをお選びいただけます。共同出展の場合は出展企業の数や業種に応じてレイアウトを工夫します。例えば1階は食品、2階はコスメ、3階はファッションなどフロアごとにテーマを設け、一つのデパートのように運営することもできます。この場合はターゲット層以外の顧客にも自社商品をアプローチできるので、結果として購買意欲の高い新規顧客の獲得につながる可能性がグッと高まります。

―認知拡大や新規顧客獲得、LTV向上などさまざまな施策に役立ちそうですね。

そうですね。純粋に「体験型オンライン店舗」としてのご利用はもちろんですが、ロイヤリティー向上を目的とした既存会員向けイベントやSNSフォロワー向けのオンラインイベント、企業認知向上のためのオンラインショールームなど活用方法はさまざまです。いずれにしても、他社と圧倒的な差別化ができる取り組みだと思うので、ぜひ積極的にご利用いただきたいと思います。

コンバージョンにつながる新しい販売チャネル

―どのような企業に向いているサービスなのでしょうか。

お客様とのつながりや信頼関係を重視する企業様には最適なサービスだと思います。ストーリー性や開発の背景などをしっかりお伝えする必要がある商品や、こだわりの原料・製法で作った食品などにはぴったりです。
一般的なECサイトで商品を買う場合、消費者はテキスト情報と写真画像のみで購入するか否かを判断しますよね。一方、体験型オンライン店舗では「見る」「聞く」「話す」といった実店舗で行うようなコミュニケーションを重ねられるので商品の詳細やニュアンスがよく伝わり、その結果コンバージョンにつながる確率が非常に高くなっています。

―サポート体制についてはいかがですか。

オンライン店舗の構築や各種カスタマーサポート、プロモーションなど実施に必要な要素は全て当社でサポートします。操作性などはデモサイトで事前に確認できるのでご安心ください。もちろん一般消費者用のマニュアルも完備しています。また、仮想空間での接客スタッフは当社でご用意することも可能です。コンタクトセンターで働くプロのオペレーターが御社の商品をご紹介させていただきます。

―今後の予定や計画について教えてください。

これまで何度かトライアルを重ね、ユーザーからは「新しい販売チャネルになり得る」と高い評価を頂きました。もちろん課題もあると思いますが、そこはサービスを提供しながらブラッシュアップしていきたいと考えています。メタバース空間内での商取引は「メタコマース」と呼ばれています。今後はこうした新しい取り組みを可能にするプラットフォームをしっかりと整備し、中長期的に通販事業者様の売上拡大に貢献していきたいと思います。

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