自社発送と外注、どっちが得?EC事業者が知るべき判断基準
ECビジネスを始めたばかりの頃は、「まずは自分たちで発送してみよう」と考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、売上が伸び、注文数が増えるにつれて、発送作業の負担は増大し、業務が回らなくなってきます。
そこで出てくるのが「物流の外注化(アウトソーシング)」という選択肢。
でも、**外注はコストが高いのでは?**とためらっている方も少なくないはずです。
この記事では、「自社発送」と「外注」それぞれのメリット・デメリットを整理したうえで、どんなタイミングで、どんなEC事業者が外注すべきかの判断基準をお伝えします。
自社発送のメリット・デメリット
メリット
・コストが抑えられる(外注費がかからない)
・商品や梱包にこだわれる(ブランド体験を自分でコントロール可能)
・顧客対応と物流の連携が取りやすい
デメリット
・人手と時間がかかる(人件費・オペレーションコストが隠れコストに)
・繁忙期に対応しづらい
・発送ミス・遅延のリスク増大
外注(物流委託)のメリット・デメリット
メリット
・業務効率が大幅に向上(本業に集中できる)
・スピード出荷・正確性が安定
・急な注文増にも対応しやすい
・冷凍・冷蔵、定期便など専門対応が可能
デメリット
・外注費用が発生する
・細かいブランド表現がしづらい場合がある
・業者との連携・指示が必要
どっちを選ぶべき?判断基準5つ
1. 月間出荷件数が1,000件を超えている
→外注がおすすめ。人的ミス・残業コストより、外注費の方が割安になる場合も。
2. 商品数(SKU)が多い
→在庫管理・ピッキングが複雑化しやすく、外注が有利。
3. ブランド体験を大切にしたい
→自社発送 or ブランド対応が可能な物流パートナーを選定。
4. 冷蔵・冷凍・定期便など特殊対応が必要
→温度帯対応倉庫の外注がベスト。自社での対応は難易度が高い。
5. 今後のスケーラビリティを重視したい
→成長フェーズに入るなら外注化で本業にリソースを集中させる。
まとめ
「自社発送」も「外注」も一長一短。
ただし、ビジネスの成長や作業負担が限界に近づいているなら、物流外注は戦略的な選択です。
物流を外注すれば、在庫管理や発送業務のストレスから解放され、マーケティングや商品開発など、本当に注力すべき業務に集中できます。
最後に
当社では、温度帯対応・定期便・予約販売に強いEC特化型物流サービスを提供しています。
最短2〜3週間での倉庫立ち上げも可能なケースがあります。
現状の物流に少しでも課題を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お問合せはこちら
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