LINE公式アカウントの運営負担ゼロへ。利便性向上の鍵

ECのミカタ編集部

より多くのユーザーをリーチ「LINE公式アカウント」

 イー・ガーディアン株式会社(以下、イー・ガーディアン)は、LINE公式アカウント運営者の負担軽減を目的に、24時間365日体制で運用に必要な運営オペレーションを提供する「LINE公式アカウント運用代行サービス」を開始した。

 そもそも「LINE公式アカウント」は2012年に開始し、多くのユーザーにリーチができるマーケティングサービスとして利用している企業が増加している。最近では、株式会社カカクコムが運営する「食べログ」でもLINE公式アカウントを開設した。これにより、LINEを通じたグルメ情報の発信などユーザーとのコミュニケーションを強化し、各サービスでLINEアカウントとの連携を深めることで、さらなる利便性の向上に繋がる。このように、LINE公式アカウントは、ユーザーの利便性をより向上するために存在するのだ。

 一方、LINE公式アカウントの運営側は、配信コンテンツの企画やユーザーからのコメントチェックなど、運営のための人員が確保出来ない・専任の経験者が居ないなどの現状がある。そこで、イー・ガーディアンでは、それらのニーズに応えるため今回のサービスを開始することとなった。イー・ガーディアンがこれまで培ってきたノウハウを活かし、配信コンテンツの制作進行管理・投稿代行・投稿監視・レポート作成を代行することで、その負担軽減に取り組んでいく。

ユーザーとのコミュニケーションを活性化

ユーザーとのコミュニケーションを活性化

 主なサービス内容は、まず、配信コンテンツの制作進行管理だ。配信するスタンプ、テキスト、LPの制作進行管理や、テスト環境でのコンテンツチェック等、制作に関連するミスの許されないオペレーションを365日体制で実施する。次に投稿代行に関しては、公式アカウントからの配信代行に加え、LINEタイムライン上のコミュニケーション設計も、サービス特性や方針に合わせた運営者キャラクターのペルソナ設定に基づき、運営者になりきって話題提起やコメントの返信を実施する。これにより、ユーザーのLINEタイムライン上のコミュニケーションを活性化させる。また、投稿からコメントの返信・監視までをワンストップで実施することでリスクを抑えた情報発信が可能だ。

 さらに、投稿監視もあり、ユーザーのLINEタイムライン上に投稿されるコメントを監視し、不適切な投稿に対し違反通報を実施する。コミュニティを健全な環境にすることにより、ユーザーのブランドイメージを守ることに繋がる。その他に、各種KPIの数値や定量データの取りまとめだけでなく、それぞれのニーズに合わせてコメントの傾向や、他社事例などの細やかなレポートの提供ができる。

 今後も、イー・ガーディアンは、企業のソーシャルメディア活用を支援するサービスの提供を行うと共に、ミッションである「Build Happy Internet Life」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力していく。

 ECはユーザーの顔を見ながら接客することができないため、インターネット上でのコミュニケーションが鍵となる。その方法の一つとして「LINE公式アカウント」が存在する。これならば、ユーザーとコミュニケーションが取りやすく、利便性が高まる。その上で、運営側の負担も高まる一方で、満足に運営をできずに困り果てている人もいるはずだ。そのような人々を救うために今回のサービスが開発された。これにより、運営がスムーズに行き、ユーザーにとっても、運営者にとってもより利用しやすくなることだろう。


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