今時のギフトECに見る、コミュニケーションの在り方。あなたは知っていますか?
ミニ特集企画「今時のギフトECに見る、コミュニケーションの在り方。あなたは知っていますか?」
<目次>
・日常の会話をリッチにする、コミュニケーション
(https://goo.gl/jriUA8)
・互いの人生に敬意を払い、節目を彩るコミュニケーション
(https://goo.gl/GYfOms)
・非日常体験という“思い出”から発生するコミュニケーション
(https://goo.gl/7AIOlB)
・番外編:特別な日をより特別に変化させるコミュニケーション
(https://goo.gl/uiS3L4)
ギフトを贈る手段、ECへの移り変わり
ギフト、それは贈られる側はもちろん、贈る側もあたたかい気持ちになることができる“魔法のツール”。以前は実店舗にて商品を見て選び、手渡しでギフトとともに“気持ち”を伝えていた。その中には、日常とは違った特別なコミュニケーションがあり、そんな場面をギフトは作り出していた。
そんな時を経て、現在において、ECでギフトを贈る人は増えてきた。しかしECでギフトを贈るとなると、不安要素も存在するのは確かである。例えば、実際に商品を目で見て選ぶことが出来なかったり、重要な場面で贈るのに不良品ではないかが確認できなかったり。また、EC店舗から贈りたい人にそのまま発送するとなると、自身で手渡しするわけではないため、指定日時に届くか確実ではなかったり。
一方で、ECによって贈ることができるギフトは、年々増えてきている。増えてきているということは、それほどニーズがあるということだろう。マイボイスコム株式会社が発表した【ギフトに関するアンケート調査】によると、昨年1年間に贈ったギフトの購入場所は、「オンラインショップ」が4割強を占めていた。
回答者は、「選びやすくラッピングなどの希望もしやすい。またポイントやクーポンのほか、お得に購入できるという点が大きい。支払い方法もあらかじめ分かっており予算の計画も立てやすい。」や「お中元やお歳暮はネットでまとめて送ってしまうと楽なので、もう百貨店の窓口まで出かけることはなくなりました。」とコメントしている。
そんなギフトEC市場だが、アナログとはまた違った、ECでギフトを贈るからこそ発生する場面が存在しているはずだ。今時のギフトECは、ギフトを贈る現場において、どのようなコミュニケーションを生み出しているのだろうか。その謎を、4つのギフトECを行っている企業の話を聞き、解明させていく。
日常の会話をリッチにする、コミュニケーション
我々現代人にとって、もはやスマートフォンという存在は、無くてはならないものになっているだろう。そして“LINE”などのコミュニケーションアプリを通して、頻繁に誰かとコミュニケーションを取っている。その中で、相手に言葉を贈る際、手軽で簡潔なものになっていないだろうか。
手軽に、しかしギフトとともに気持ちを確実に伝える。そんなリッチなコミュニケーションを生み、ただの“モノ”ではなく“コト”を提供しているのが、この企業である。
(https://goo.gl/jriUA8)
互いの人生に敬意を払い、節目を彩るコミュニケーション
自分の人生が1冊の本になったとしたら?大切な人の人生が1冊の本になったとしたら?一生にあるか、ないかの体験かもしれない。ギフトとして贈った人生の本を通して、お互いに新しい発見があり、そして物語は語り継がれていく。本があるからこそ、相手の人生を尊敬し、敬意を払う行為が生まれている。
ギフト1つで、お互いの人生をテーマに、相手とのコミュニケーションを最大化する。そんな“life”に主軸を置いたギフトを提供しているのは、この企業である。
(https://goo.gl/GYfOms)
非日常体験という“思い出”から発生するコミュニケーション
ギフトと言えば品物を贈ることが、常識だと思う人も多いのではないだろうか。しかし、このギフトは体験をプレゼントしている。「ギフトは手元に残ってこそ、意味がある」そう考える人は、本記事を読むと、新たな価値観が生まれるかも知れない。なぜなら、筆者もそう思っていたから。
非日常で、“エクスペリエンス”を提供しているのは、この企業である。
(https://goo.gl/7AIOlB)
次のページにて、実際に記者が体験してみた!
そこに見た、ギフトECのコミュニケーションの現場とは?
番外編:特別な日をより特別に変化させるコミュニケーション
とあるケーキのEC店舗が、直接お客様へ商品を渡しに向かう現場を密着。箱を開けると現れたのは、その場にいた全員が息を呑むような、オーダーメイドのオリジナルケーキだった。現場には、確かに、お客様とEC店舗の感動のコミュニケーションが存在していた。
そんな1年の中でも特別な日“バースデー”に重きを置いたサービスを提供しているのは、この企業である。
(https://goo.gl/uiS3L4)
ギフトECが、与えられるコミュニケーション
今、発展しているギフトEC市場。そこには、アナログでは発生することがなかった、現代だからこその新たなコミュニケーションが感じられた。
そして何を贈るかによっても、そこに生まれるコミュニケーションは違ってくる。
しかし4社の話を伺い、共通していると感じたことがある。それは、ギフトの現場に生じる現場は、常に思いやりに溢れていて、相手の笑顔のために行動を起こしているということである。ECとは何かを購入する際に、全て機械を通して完結するため、人間味が無いと感じられることがあると言われている。
実際にギフトECの現場を覗いてみると、そんなことは全く感じなかった。インターネットを通しても、想いは確実に相手へと伝わっていた。そしてその場には人間味のある、温かい、ギフトだからこそ提供できるコミュニケーションが存在していたのだ。