メガネブランド「Zoff」がECサイトをリニューアルして売上が120%アップ!?売上アップの気になる秘密

売上アップの影には『EC-Orange』の存在があった

株式会社エスキュービズム・テクノロジー(以下エスキュービズム・テクノロジー)から株式会社インターメスティックがリニューアルオープンしたECサイト「Zoffオンラインストア(以下Zoff)」において、自社が提供する『EC-Orange』が採用され売上高前年比120%向上に貢献したと発表があった。

エスキュービズム・テクノロジーが提供するECサイト構築パッケージソフト『EC-Orange』は“O2O・オムニチャネルソリューション ORENGE RETAIL”のひとつだ。小売業者のO2Oシステム導入やオムニチャネル化の促進を支援している。

ユーザー調査から見えた購入傾向、8割が実用ユーザーだった

ユーザー調査から見えた購入傾向、8割が実用ユーザーだった

「Zoff」はメガネ業界でいち早く企画から製造・小売りまで一貫して行うSPA方式を導入したECサイトだ。今回のECサイトリニューアルでは、徹底したユーザー調査を行っている。

モニターを集め既存のサイトから捜査中に「迷う箇所」や「よく見る画面」などを分析したところ、ユーザーの商品を購入する傾向や商品の選び方の傾向がわかった。

「Zoff」でメガネを購入するユーザーは“ファッションアイテム”としてメガネを購入するのは2割で、壊れたから購入するなど“実用目的”のユーザーが8割にのぼるという。

商品の選び方も機能性などを切り口として探すユーザーよりも、商品一覧ページに長時間滞在してから好みの商品ページに移動するユーザーのほうが多いそうだ。「Zoff」ではこの結果をもとに4つの改善点をあげている。

4つの改善点からたどり着いた『EC-Orange』

「Zoff」では2割のファッションユーザーの拡大と8割の実用ユーザーの購入を促進するため4つの改善点を以下のように示している。

(1)機能/プロダクトシリーズごとの見せ方から、使用目的やデザイン確認できる商品一覧から好みの商品群に絞っていく見せ方に切り替え
(2)決済やレンズ度数入力時におけるユーザビリティの改善
(3)SNS連携機能の強化
(4)コラボ商品発表などアクセス集中時の負荷分散などをサイトリニューアルのテーマとして策定-プレスリリースより

これらの改善点から素早く変化に対応でき、マーケティング施策のPDCAを回しやすい柔軟性の高いシステムを構築できる開発会社を探したところエスキュービズム・テクノロジーの『EC-Orange』にたどり着いたそうだ。

ECサイトのリニューアルを検討している事業者は『EC-Orange』を導入することでシステム改善ができることだろう。売上を伸ばすためにも検討してみてはいかがだろうか。