Amazonログイン&ペイメント2つの新機能!導入は1,000社突破

ECのミカタ編集部

 本日、アマゾンジャパン合同会社(以下、Amazon)が発表会を開催した。内容は「Amazonログイン&ペイメント」の導入ECサイト数が1,000社突破とのこと。提供開始からわずか16カ月での快挙だ。

 なぜここまで急速に拡大しているのだろうか。その理由を、アマゾンペイメント事業部 事業部長 井野川 拓也氏が発表した。

Amazonログイン&ペイメントとは?

 EC事業者にとって、Amazonログイン&ペイメントとは注目するべき存在だろう。Amazon以外のECサイトでもAmazonアカウントでログインし、Amazonの名のもと安心安全に決済を完了することができるサービスだ。

 面倒な個人情報の登録やID・パスワード忘れてしまったといった煩わしい状況でも、Amazonログイン&ペイメントを使えば最短2クリックで購入することができる。国内では出前館、劇団四季が初めて導入し、その後も導入企業は増加し続けている。そして現在、1,000社を超えるECサイトが導入したことが発表された。

 Amazonはグローバルパートナープログラムも行っている。Amazonログイン&ペイメントを導入したいと考えている販売事業者に訴求するために開発されたグローバルプログラムである。Amazonは現在、約20社パートナー企業の営業や技術を支援している。このグローバルパートナープログラムも、Amazonログイン&ペイメント導入を増加させた一手だろう。

 Amazonログイン&ペイメントの提供を開始した背景として、井野川氏は「Amazonで販売していない商材を、Amazonアカウント持ったユーザーが購入したいと思うことは少なくないと思います。そこでAmazonで購入するように簡単で安全に買い物を楽しんで頂きたかったのです。」と語る。Amazonログイン&ペイメントは、消費者の利便性を追求したサービスなのだ。

Amazonログイン&ペイメント、EC事業者への3つのメリット

 一方でEC事業者が導入するメリットも大きく分けて3つ存在する。

 1つ目は新規顧客獲得だ。アパレルECサイト「シナコバ」では、Amazonログイン&ペイメントを導入したことにより、新規会員は57%増加という結果が出ている。

 2つ目はコンバージョンレートの改善だ。花を販売するECサイトの「千趣会イイハナ」では、導入前後でコンバージョンレートが3.7倍と大幅に改善した。

 3つ目は不正取引対策だ。財布や雑貨を販売するECサイト「SUPER CLASSIC」では、海外からの怪しい注文対応について、以前は専任の担当者を置いていた。しかしAmazonのセキュリティから、リスク管理のコストや時間が削減できた。

 EC事業者にはこれら3つのメリットを、消費者にも安全や手軽さといったメリットを提供しているのが、Amazonログイン&ペイメントなのだ。

導入1,000社突破の要因、Amazonログイン&ペイメントの新機能は次のページ

利便性を向上する2つの新機能

 そして今回、導入ECサイトが1,000を突破、急速に拡大している要因の大きな1つとして挙げられるのが新機能だ。

 1つ目の新機能は、定期購入機能だ。購入者が注文時に選択したクレジットカードを利用し、今後の支払いにも同意すると、EC事業者は自由に金額やタイミングを設定し請求することが可能になる。また、消費者へのサービス提供内容に応じて、頻度や金額といった請求内容をカスタマイズすることもできるようになる。

 この機能は既に実装されている。日本国内で初めて提供を開始したのは、Amazonログイン&ペイメントのプレミアムパートナーである株式会社ecbeingだ。そしてECサイト構築パッケージの「ecbeing」を利用している株式会社メガネスーパーが運営する「メガネスーパー公式通販サイト」が、定期購入機能を日本で初めて導入したというニュースは、昨日発表されたばかりである。

 2つ目は新機能は、現在の時点では予定だが、モバイルアプリへの対応だ。これが実現すればEC事業者は、自社のモバイルアプリの中でAmazonログイン&ペイメントの機能を提供できるようになる。そしてAmazonアプリにログインしている消費者は、自動的に自社のモバイルアプリにもログインすることができ、Amazonログイン&ペイメントを利用した決済が可能になるのだ。

 この機能が予定された背景として、現在スマートフォンの急激な普及が挙げられる。Amazonも少なからず影響を受けており、Amazonカスタマーのモバイルアプリ利用は1ヶ月に1,608万人、前年比+67%と伸びている。そこでAmazonログイン&ペイメントもスマートフォン対応することによって、利便性を提供する予定なのだ。EC事業者にはより高いコンバージョンが見込めるだろう。

AmazonがもたらすECへの影響

 Amazonログイン&ペイメントはリリースされた際、EC業界の注目を大いに集めた。そして昨年5月以降、消費者に利便性を提供し、EC事業者へは高いコンバージョンや売上といったメリットを提供してきた。その結果から多くのEC事業者が導入へ踏み切った。

 そして今回、提供開始から16ヶ月で1,000社以上のECサイトが導入し、今まで以上に導入が加速したことが発表された。その要因は、グローバルパートナープログラムにおけるパートナー企業からのサービス提供。そして利便性が向上した新機能の追加だ。新機能により、導入社数はさらに伸びていくことだろう。今後もAmazonはEC業界にどのような影響をもたらしていくのか。Amazonログイン&ペイメントでの商品購入が当たり前になる日は来るのだろうか。

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