ワインのEC購入者が15.5%、最適なワインECとは【ワインバザール調べ】

ECのミカタ編集部

 株式会社バザールが運営するワイン情報サイト「ワインバザール」は、お酒を月に1回程度以上飲む20~69歳の男女1,346人を対象に「お酒を購入する場所と1カ月の購入金額」に関する調査を実施した。

 日用品もECで購入する人が増加する中、お酒もECで購入するのだろうか。

お酒の購入場所と種類、利用金額の関係

お酒の購入場所と種類、利用金額の関係ワインバザール調べ

 調査結果によると、お酒の購入場所で一番多いのは「スーパーマーケット」であることが明らかになった。なお、「ビール」「カクテル」「サワー/チューハイ」といったお酒は、「コンビニエンスストア」「スーパーマーケット」で購入する人が多かった。逆に、「日本酒」「ワイン」「ウイスキー」に関しては、特定のお酒のみを扱う「専門店」で購入する人が比較的に多くなっている。

 その中でも「ワイン」は、15.5%が「インターネット通販」を利用すると回答した。インターネット通販の場合、飲みたい銘柄が決まっていて、それをネットで注文することが多いようだ。

ワインバザール調べ

 利用する金額については、「カクテル」「サワー/チューハイ」は1カ月の購入金額が3,000円未満という人が多くなっている。一方、5,000円以上購入する人が多いお酒の種類としては、「ビール」(19.9%)、「焼酎」(13.9%)、「日本酒」(12.4%)が上位に入った。さらに、1万円以上購入する人が多いお酒の種類としては、「ビール」(4.2%)、「ワイン」(2.3%)、「焼酎」(1.9%)という順になった。「カクテル」「サワー/チューハイ」には1カ月に3,000円も使っていない人が多いことが判明した。

「Amazon ワインストア」に見る、ECのワイン需要

 今回の調査では、ECの利用率が高いお酒として「ワイン」が挙がっている。ECでのワイン購入の際に定評があるのが「Amazon ワインストア」だ。

 「Amazon ワインストア」では、ワインを一定の温度に保ったまま管理する「定温倉庫」を稼動、さらに配送時も温度管理を行う「保冷お届けサービス」を提供するなど、ワインを好むユーザーにとって価値の高いサービスを展開している。

 商品の選び方についても、テーマ別、シーン別の他、品種やワイナリー、畑の各付け等を組み合わせて絞り込むこともできる。また、ユーザーの好みの味を探したり、Amazon ワインストアが選ぶおすすめのワインセットをタイプ別、受賞履歴、産地、ブランド等からも選ぶことができる。セールも常時開催されているため、様々な角度から自由にワインを選ぶことが可能だ。

 店頭で店員とコミュニケーションを取りながらお酒を選ぶことも楽しいが、ECでは自分が求める様々な条件から検索して探す楽しさがある。ECでは持ち帰りの手間もなく、自宅まで配送してくれるという利便性もある。店頭での販売とECでの販売と、それぞれのメリットを合わせることで、より市場が広がっていくのかもしれない。


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