コンビニ後払いは「PC男性20代」の利用頻度が高い傾向に
ECのミカタでは「ECのミカタリサーチ」として、消費者の市場動向調査を行っています。今回は、20歳~39歳の全国の男女400人を対象に「ネットショッピングの利用端末に関する調査」を行いました。主にスマホを利用するのか、PCを利用するのかによって、ネットショッピングの行動にも違いがあることが明らかになりました。ここではそのなかから「決済手段」に注目します。
「クレジットカード」76.3%、「コンビニ後払い」24.3%
過去1年間で利用したことのある決済手段を聞いたところ、全体で最も多かったのは「クレジットカード」76.3%、次いで「コンビニ後払い」24.3%となりました。
スマホ利用者で最も多かったのは「クレジットカード」77.5%、「コンビニ後払い」27.5% 。PC利用者で最も多かったのは「クレジットカード」75.0%、「コンビニ後払い」21.0% となりました。利用端末に関わらず、「クレジットカード」が多く利用されていることがわかります。
クレジットカードを「毎回利用した」68.9%
続けて、過去1年間で利用したことのある決済手段の利用頻度を聞きました。クレジットカードについて、「毎回利用した」と回答したユーザーは全体の68.9%にのぼります。
利用端末・性年代別に見ると多い順に、「PC男性20代」83.3%、「スマホ女性30代」74.4%、「スマホ・男性30代」71.1%、「PC女性30代」70.0%となっています。30代のほうが20代に比べ、「クレジットカード」の利用頻度は高い傾向があるようです。
コンビニ後払いは「PC男性20代」に人気
次にコンビニ後払いの利用頻度を聞いたところ、全体の18.6%が「毎回利用した」、34.0%が「ほとんど利用した」と回答しました。利用端末・性年代別に見ると、「毎回利用した」との回答が最も多かったのは、「スマホ20代男性」31.3%、次いで「PC女性20代」27.3%となりました。
また、「PC20代男性」では、「毎回利用した」7.7%、「ほとんど利用した」69.2%となり、他の利用端末・性年代に比べ、コンビニ後払いの利用頻度が高い傾向にあることが伺えます。
調査レポートでは、「決済手段」「受取手段」「商品の検索/購入実態」「検討/購入する品数/金額」「ショッピングサイト/アプリ」の項目について、利用端末(スマホ・PC)、性年代別に調査レポートにまとめています。