「私達が御社の”社畜”となります。社畜る。」戦略家が導く売上アップへの道

福島 れい [PR]

左から、M-1出場芸人/女子高生アイドル/もっちょさん/社畜社員/濱野代表
オリジナルの社畜T-シャツの前で。

先日、ECのミカタ編集部がざわめいた。きっかけは、とある企業のWEBサイト。キャッチコピーには、

私達が御社の”社畜”となります。社畜る。

が掲げられている。あまりのインパクトに興味を惹かれ、オフィスを訪問。株式会社セブンコード(以下、セブンコード)の濱野 代表取締役に、衝撃のキャッチコピーの裏側と、提供するECサイト運用代行・電話代行サービスについて伺った。

”社畜る”というブランディング

 社畜る。に、もっちょさんという大きな着ぐるみ、社畜Tシャツ、女子高生アイドル、M-1出場…そんなキーワードが並ぶセブンコード。経営者は芸人?、ふざけている?、まあ少なくとも変わった人なのだろう…。そんなことを考えるのは、きっと私だけではないはず。

 どきどきわくわくしながらオフィスを訪れると、WEBサイトで見たある社畜社員さんが!さあ社長はどんな人だろう?と待っていると、現れたのは落ち着いた雰囲気の男性。拍子抜けした思いはあったが、とにかく取材を始めよう。

 まずは本題から。なぜ”社畜る”という名前に?と問うと、「弊社は、WEB運用、電話代行、運営代行などをはじめ、ECサイト運営に関わる様々な業務の代行サービスを行っています。今挙げた業務だけでなく、何か困ったことがあったら、一緒に取り組んでいきたいというスタンスです。ところがこれが説明しにくい。

 ”社畜る。”を打ち出す前は、で、結局なに屋さんなの?と言われてしまうことが多々ありました。そのころ、世間でも話題になっていたことからサービス名を”社畜る。”へ。それからは、私たちのスタンスを含めて、理解してくれるお客様が増えました。」と濱野さんは真剣に語る。

”社畜る。”のネーミングや、事業について真剣に語る濱野氏


 なんと、”社畜る。”は、そのほうが話題になるからという巧妙な戦略の元に名付けられたサービスだったのだ。まさにセブンコードの戦略にはまってしまった格好だが、さらに濱野氏は続ける。「競合との差別化ができるようになったことで、価格競争に巻き込まれることもなくなりましたね。」つまり、”社畜る。”という名前にしたことで、ブランディングと差別化を実現したということだ。

根本にある課題を追求、共に解決を。

 さて、”社畜る。”のネーミングについて理解したところで、せっかくなのでどんなサービスなのかも聞いておこう。濱野氏は、コールセンター、制作、運営代行と当然のごとく並べたが、これらは別々の企業が担っていることが多く、その全てを一社がというと、違和感を感じる人が少なくないだろう。しかし、ここにも”社畜る。”同様、戦略があり、むやみに手を広げているわけではない。

 濱野氏は「例えば、LPを作りたい。という依頼があったとします。よく話を聞いてみると、やりたいのはLPの制作ではなく、集客の強化。だったらLPを作る前に、広告の運用を見直すのが先でしょう、などという提案をさせていただくことも少なくありません。弊社が行っているのは、単なる業務の代行ではなく、解決したい根本の課題に、一緒に取り組んでいくことです。」と話し、次のようなフローチャートを見せてくれた。

取り組むべきことを明確化するためのフローチャート

 これは、ECサイトの課題を”集客”と運営”の2軸に分けて、業務フローを示したものだ。ECサイトから依頼を受けて、まず行うのはヒアリング。フローチャートなどを用いながら、今取り組むべきことは何かを明確にした上で、作業に取り掛かるのだという。

 「現状把握をしっかりしなければ、課題の解決には至りませんからね。なかなか自社の現状把握ができないというECサイトさんも少なくないようです。なんとかしなければ…という課題意識を感じながら解決策がわからない方や、出品作業が面倒…などという方は、ぜひ気軽にお声掛けいただきたいと思います。」と濱野氏は語る。

”社畜る”の戦略立案力を、貴社にも。

 ”社畜る”というネーミングに惹かれたことがきっかけではじまった今回の取材だが、取材前の印象が一転、私はすっかりセブンコードの戦略にはまってしまっていたことがお分かりいただけただろう。ここで学ぶべきなのは、表現や見せ方を工夫するだけでユーザーに与えるインパクトはこんなにも変わるということ、また、自社が抱えていることを冷静に分析し、戦略として実行することが確かな成果につながるということだろう。

 日々、業務が山積みのECサイトでは、目の前の業務に追われがち。中長期的な戦略立案や根本的な課題の割り出しなど、売上への近道を見逃している場合が多い。そこを冷静なヒアリングから課題解決に導いてくれる戦略家がセブンコードだ。売上が上がらない…、何をしたらいいかわからない…などという悩みをお持ちの方はもちろん、つい、”社畜る。”に惹かれてここまで読んでしまったという方も、ぜひ一度セブンコードに問い合わせてみてほしい。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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