既存のバーコードで【製品安全情報】がわかる！

株式会社メディアシーク（以下メディアシーク）が国内で最も普及しているバーコード読み取りアプリ『アイコニット』を活用した、「製品安全情報」配信サービスを開始したと6月23日に発表があった。

このサービスでは製品に記載のバーコードを読み取るだけで、通常時は「製品情報、販売情報」が表示され、製品のリコール等の非常時には「製品の安全性に関する情報」をプッシュ型で表示させることができるという。

消費者と事業者の双方にメリットがある2つの特徴

「製品安全情報」配信サービスには特徴がある。1つ目は『非常時に消費者が簡単に製品の安全を確認できる』ということ、2つ目は『事業者は低コスト・短期間で導入可能』という2点だ。

今までプライベートブランドなどリコール対象商品かどうか判別のつきにくかったものでも、消費者が製品のバーコードを読み取るだけで簡単に安全性を判別できるようになるという。

さらに1度読み取った製品については、緊急時にスマホ画面に「お知らせ」表示が現れ、製品の安全性に関する情報が閲覧可能になるそうだ。いち早く消費者に製品の安全性に関する情報が届くという仕組みは、事業者にとってもスムーズな製品回収につながる。

事業者が導入するにあたっても、既存のバーコードを使用するだけなので、パッケージ変更などが不要になる。さらに「アイコニット」は1100万ダウンロードを突破しているので、新たなアプリ開発や配布が不要となり、即座にサービスの提供が可能となる。