助ネコが新たに「Qoo10」対応へ。多店舗展開の工数を削減

ECのミカタ編集部

2017年4月5日、株式会社アクアリーフ(本社:神奈川県平塚市)が提供するネットショップ向け通販管理システム「助ネコ通販管理システム」は、インターネットショッピングモール「Qoo10」との連携を開始。これにより、ネットショップの多店舗展開における、工数のさらなる削減を実現した。

 助ネコは、楽天・Yahoo!・Amazonなど複数のネットショップ(通販サイト)と実店舗を一括で管理することができるクラウド型システムだ。複数モールと本店、実店舗をまとめて管理する「受注管理」、複数ネットショップの在庫管理を一元化する「在庫管理」、様々なモールに一括で出品できる「商品登録」と3つのサービスを提供している。「とにかく効率化を図って、手間を軽減したい」と考えているECサイトを運営者にとっては、非常に頼れるツールである。

 助ネコのポイントはシステムの使いやすさにある。たとえ初心者であっても、一つ一つの作業を自然な流れで、やり終えることができる利便性が魅力だ。導入ショップの一つである彩華生活が「サポート体制についてですが、こちらの理解出来ないことに対して、都度分かりやすく丁寧にお教え頂きました。(中略)またお試し期間中にもかかわらず、色々な対応を検討して下さり、システム的に難しい事でも代案をお教え下さいました。」とコメントしているように、人間味ある対応も売りである。

 そしてこの度、その助ネコが新たに対応を発表したのが「Qoo10」である。Qoo10はシンガポールを拠点としているオンラインマーケットプレイスで、日本・中国・東南アジアなど、5ヶ国・7 サイトで運営されている。その会員は20代~40代の女性を中心におよそ750万人で、出店者は約1万社に及ぶ。(2016年末時点、Qoo10広報部による説明)
 
 これにより、Qoo10から受注データのAPI自動取込みができるようになることで、複数モールの受注データを一元管理することが可能となった。他にもQoo10を含む複数モールの在庫連携や、一括出品をすることもできる。多店舗展開を実施しているネットショップは、今回のサービス連携により工数をより削減することが可能となった。


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