ECは全自動化へ「カスタマーリングスとHIT-MALL」次の一手
ソフトウェア開発のプラスアルファ・コンサルティングは、通販事業者を中心に400社以上導入されている、CRMシステム「カスタマーリングス」に、アイテック阪急阪神株式会社が提供するトータルECソリューション「HIT-MALL」との連携機能を開発・提供を開始すると発表した。
「カスタマーリングス」は自動で顧客をセグメント・抽出する事ができ集計・分析することが可能なクラウド型顧客育成CRMシステム。手軽に顧客情報を可視化でき、いつでも自由な条件でセグメントすることができるとして、通販事業者を中心に400社以上に導入されている実績のあるシステムだ。
そのカスタマーリングスが今回、アイテック阪急阪神株式会社が提供するトータルECソリューション「HIT-MALL」との連携機能を開発・提供を開始するとした。
HIT-MALLは、カスタマイズの自由度が高いECサイト構築パッケージをベースとしたEC構築・運営サービス。HIT-MALLに日々蓄積される顧客情報や、購買履歴情報を、日次でカスタマーリングスに連携することで、ECサイトの売り上げ状況や、自社顧客の傾向をタイムリーに把握し、顧客の特性に合わせたセグメント別の配信を容易に自動化することが可能になるという。
15年以上のEC運営実績と分析ノウハウの融合で、新たな顧客を生み出す
通販事業者からの広いニーズにこたえ、在庫データを連携することで、在庫入荷のトリガーメールを自動化できる。また、顧客データとアクセスログを紐づけることで、閲覧商品ごとのセグメントメールや、カート放棄メールの自動化も実現が可能になる。
システム連携とあわせて、400社以上のECを支援するプラスアルファの分析ノウハウと、15年以上あらゆる形態のEC運営を支援してきたアイテック阪急阪神のサポート力を活かし、システム導入後の運用面を2社でバックアップすることで、継続的な顧客の定着とワンパターン化しない販売戦略を実現するとしている。
今回の連携に当たって、アイテック阪急阪神は「ECサイトの構築から運営までトータルサポートを提供する「HIT-MALL」導入企業様の売上アップのため、顧客の創出、育成は欠かせません。この度、「カスタマーリングス」との連携が実現できたことで、これまで以上にマーケティングデータの活用が進み、導入企業様のサービス向上につながることを期待しております。」とコメントしている。
モール出店者にとって大きな「プラスアルファ」となる今回の協業リリース。マーケティングオートメーションの波は急激に進んでいる。もはや人力では決して辿り着くことのできないITの世界がすでに広がっている。