エンタープライズ向け業務用アプリ開発・運用のための総合プラットフォームが登場!

アシアルと米KidoZenが業務提携

HTML5モバイルアプリ開発ツールMonacaを提供するアシアル株式会社(以下アシアル)とエンタープライズ向けモバイルアプリ開発のバックエンドサービスを提供する米KidoZenが業務提携したとアシアルより7月16日に発表があった。

業務提携はエンタープライズ向けモバイルアプリ開発基盤分野にて締結されており、共同でエンタープライズ向けモバイルアプリ基盤をクラウドサービスとして2014年9月より提供を開始するという。

業務提携の背景

業務提携の背景

業務システムにおいてモバイルアプリを活用するケースが急増しているとアシアルは語る。企業がモバイルアプリの開発・運用をおこなうには高度なセキュリティ対策、既存システムとの接続、従業員向けのアプリ配信の仕組みなどが必要となりB2Cアプリよりも開発以外に検討するべき課題が多いという。

200社、5万人以上の開発者に提供し2,000を超える公開アプリを生み出したMonacaと米KidoZenが提携することにより、フロントエンドとバンクエンド開発を統合した業務用アプリ開発プラットフォームの提供が可能になったそうだ。

クラウドサービスとして提供される機能

今回の2社による連携ソリューションでは、これまで主流だったMEAPに比較して安価で短期間に導入をおこなうことが可能になるそうだ。なおかつ業務用アプリを安全で効率的に開発・運用できる以下の5つの機能がクラウドサービスとして提供される。

・クロスプラットフォーム開発機能
・業務アプリ向けモバイルバックエンド機能
・SaaS/クラウドコネクター
・社内システム連携コネクター
・プライベートアプリストア

以上の機能が提供されるクラウドサービスとなっている。これだけの機能を安価に短期間で導入できるのは大きな魅力だろう。