楽天/Amazon/ヤフー/ニッセンetc【日本を支えた「小売/カタログ/EC通販」の歴史】
ニッポンを支えた「小売/カタログ通販」の歴史
最近、ECという言葉の定義が広くなっています。それもそのはず。もともと歴史ある小売企業もカタログ通販の企業も、最近は皆ECに参入してきているからです。そうしたことも踏まえ、ECの歴史をより深く理解し、考える上で、小売/カタログ通販/ECという三つの視点で、その歴史をひも解くことにしたいと思います。
日本の小売は、1904年、三越呉服店(現:三越伊勢丹)が始まりと言われています。それから遅れること、当時は画期的でその成功によりさまざまな運輸会社が続々宅配業に参入し、カタログ通販の勢いに拍車がかかります。 小売も負けてはいません。
1979年にはダイエーが売上高1億円を突破し、その勢いを世間に見せつけました。1980年代になると、カタロ グ 通 販 に 、流 通 業 、商 社 、輸 送 業 、メーカー、などさまざまな企業が参入します。
通販に各社、興味で続々参入
1980年代になると、カタロ グ 通 販 に 、流 通 業 、商 社 、輸 送 業 、メーカー、などさまざまな企業が参入します。ある意味、そうした膨れ上がった通販をまとめる存在として、1983年に誕生したのが、日本通信販売協会(JADMA)です。
カタログ通販の拡大とEC黎明期
その後、カタログ通販は商品の訴求だけでなく、テーマやシーンを重んじるようになり、そこでヒットを掴んだのが「通販生活」です。きんさんぎんさんのTVCMは大いに話題となりました。1990年代後半に差し掛かると、インターネットの普及とともに、独学でホームページを作成して商売をする「岸本屋」や「家具のアオキ」「ナチュラム」と言った存在がネットビジネスの雄として脚光を浴びます。
1997年には、楽天が産声をあげたのですが、その時はまだ従業員は6名、わずか 店舗からのスタートでした。また、Eストアーが楽天などの商店街的なスタイルとは一線を画して、独自ドメイン向けのASPカートを提案したのも1998年のことです。ヤフーショッピングは1999年スタート、アマゾンは2000年になってようやく本の販売を開始するなど、この時に今のECの土台となる部分が形成されています。
そして、通販の歴史に、ECが生まれる
ちなみに、1993年以前は、パソコン通信の時代と呼ばれていました。その時代は「ASCIInet「」日経MICS「」Nifty Serve「」PCーVAN」といったパソコン通信ホストのコミュニティが活発でした。人々は会員としてそこのコミュニティに参加し、交流を深めていたのです。
まだECと呼ばれていませんでしたが、そこのネットワークで物も売られていた時代です。 しかし1993年にインターネットが登場、1995年に「カメレオンTCP/IP」と「Net Scape Navigater」がWindows に標準装備されてから本格的に人々がインターネットを使う流れとなったのです。
パソコン通信の時代に人々が所属していた狭いコミュニティがインターネットの登場によって全てくっつき皆が自由になれ、広大な大地と化して一気に世界が変わりました。 インターネットが登場し、世界が大きく広がりました。自分の家にいたと思ったら急に目の前に大草原が広がったようなものでしょう。
ここから通販の歴史に、ECが燦然と光を放ち始めます。
2000年以降はPart2で